昇進の基準はいろいろある。
役職以上の仕事の実績、組織貢献度、指導力、
交渉力、転勤実績、自信、昇進意欲などだ。
しかし、能力よりも組織を安定させるための
派閥人事もある。
例えば明治政府が乃木希典を将軍にしたのは、
適当な長州人がいなかったからだ。
一般的に昇進は、実績が先で、役職は後。
特別なチャレンジを与えうまくいけば昇進。
代理や補佐等の役職は、お試し期間。
自尊心を守れるだけでなく、次は自分の番と
思いつつ学び、挑戦できる。
やりたい仕事とは、やらねばならない仕事を
終えた時に与えられるもの。
今の職責でいっぱいいっぱいであるようなら、
次の役職の仕事はこなせない。
誰も出来ないことを成功するから任せられる。
抜擢する理由が必要なのだ。
へらへらしている太鼓持ちは出世しない。
仕事の能力を見られている。
組織の才能の固まりの中で抜きんでるために
努力は当たり前のことであり、日々の集中力を
どれだけ発揮したかが問われている。
ポストが欲しけりゃ、今任されている仕事で
誰も文句のない圧倒的な結果を出すこと。
