人の評価は定量的なものだけではなく
定性的なものもある。
日本海軍の人事は、技能、体力の他に、
「性向」も評価されていた。
でもこれは大切なことかもしれない。
職場の雰囲気がよくなる人の評価は○、
軋轢を生む人は×もありかも。
日本の評価は、成果よりポテンシャルや
やる気やプロセスに見る場合もある。
確かに一定期間、真面目に勤務する人は、
どんな仕事にも適応するだろう。
仕事の実績は仕事の中でしか得られない。
だから企業は逃げない姿勢や学習能力に
信頼を寄せる。
そして忠誠心や態度も重要だ。
残業や始末書や転勤の拒否で見放される。
仕事への熱意や態度が見えにくくなる
テレワークも進みづらい。
また、日本は職務内容や権限や責任等が
不明確であることも、評価が人柄などに
傾斜しがちな理由でもある。
そうなると、なんとなく有利な人が出る。
まずは美人。男が評価することが多いから。
そして、派手な人。
地味で確実な人物が排除される傾向がある。
人物評価は難しいものだ。