父とは子に文化を伝えるもの。
友達のような父は父ではない。
父子関係は、上下関係であり、
権威のあるものだ。
子の不登校、無気力、遅刻は
精神力の低下によるもの。
父性の欠如による秩序感覚の
欠陥だ。
父は理想である。
父とは無理しないと務まらない
もともとしんどいもの。
そもそも弱い母子を守るため、
家族が生まれた。
その家族を見捨てないのが父。
父が、あの戦争に向かったのは、
自分より大切なものがあるから。
自分の命は、子を守ることに
使うと決めたから。
父が弱いと、息子は発達を弱め、
屈服、病気など、人生を生きる
強さが欠ける。
父子が友達のような関係性なら、
子は無秩序で無気力な軸のない
人間となる。
父は息子が強くなり、その子に
倒されるのをただ待っている。
