戦後日本は、同一学歴同一待遇で、全員正社員。
正社員はスタート時点で平等。
勿論、事業所との契約期限は無期の終身雇用で
雇用は安定した時代であった。
一方で、正社員は事業所のために、どれだけの
時間とお金を使ったことか知れない。
日本の会社は素直で協調性のある人を採用する。
そもそも採用時に専門性を要求していないのだ。
だから日本の新卒は、しばらく役に立たない。
若手から面白いアイデアが出るわけがない。
欧米では、職務が3層構造(上級・中級・下級)に
分かれており、新人も即戦力である。
新卒一括採用はなく、定期人事異動もない。
欠員が出れば公募される仕組み。
どちらがいいのかは分からない。
ただ、今の日本社会の衰退ぶりを考えれば、
おそらく日本型雇用は破綻している。
戦後日本だけに通用した制度なのだろうか。
