まず、優秀な部下の見分け方から。
言行一致かを見ればいい。
成功者は、何者でもない頃から言行一致。
その人の将来も分かる。
その優秀な部下をどう育てるか。
マッキンゼーでは、難しい課題を与えたり、
ライバルを準備したり、モデルを提示して、
現状に満足させない。
日本でも有能な部下には、もっとも難しい、
重要な仕事を与える。
一方、えこひいきも必要。
やはり、飴と鞭なのだ。
優秀な部下のポテンシャルを生かすためには、
昇格させる、本社勤務にするなどが有効。
この世界には無駄が溢れている。
これを正すには、有能な者にシフトすることだ。
愚者を教育するのは、かえって手間なのだ。
一人の成功が、より多くの者の人生に良い影響を
与える部下を集中的に指導する。
「君が責任者ならどうする?」
優秀な部下には、こんな質問を畳みかける。
後進を育てなければならないのだ。
社内研修の対象者については、十分な実績があり、
会社に長くとどまる部下に実施する。
ダラダラやっても意味はない。
ただ自分の無能さに気付くことができる部下は
見放さないこと。
場合によっては、そのたゆまない努力によって、
辛くても劣りを受容して、乗り越えて成長して
大化けするかもしれないから…。