昭和の若手職員は、自分に限界を設けず、
ぶっ倒れるまで仕事した。
ビジネスの基礎体力である集中力や粘りは、
体育会系努力でしか手に入らない。
仕事の心肺機能の鍛え方は、脳に汗をかく、
修羅場の経験、自分の名前で仕事すること。
なぜ修羅場経験が大切なのか?
自分の知的労働をし続ける能力の限界を
把握することができるからだ。
背伸びしなければならない環境に身を置き、
実力以上のチャンスを無理してでも逃さない
気概が必要だ。
人のポテンシャルは130%まで上げられる。
それ以上は過労死コースだ。
目標設定は100~130%にしておこう。
スターリンは独ソ戦でこう命令した。
「一歩も引いてはならない」
この命令が、たちまち人を一人前にした。
人は死にそうになると必死になる。
生き残るために覚醒して、成長は加速する。
「君は前線のために何をしたか?」という
常時のプロパガンダが人に影響を与える。
仕事のマネジメント力を上げるのも同じ。
本気で向き合えば、使命と数字を達成できる
人になれる可能性が上がる。
身近な人を目標にするといい。
励みになるし、足りないものも分かる。
ただ、人は大願を果たせるとは限らない。
願いが自分の一生では足りない大きさなら
次の世代に引き継ごう。
ぼくらは、人類の長編ストーリーの中の
ほんの一コマでしかない。
気長に構えて成果を積上げていきましょ。