新任の部下には、ティーチング。

慣れてきたら、いよいよコーチング。

 

コーチングとは、部下の目標達成を支援するために

上司が面談や日常会話で行うコミュニケーション法。

 

ソクラテスは言う。

「核心をぶつけず、対話で理解度を測り学び合う」

人は、共に成長していくものなのだ。

 

このコーチングに、仕事時間の多くを使うのが上司。

マネジャたるもの愛の努力を惜しんではならない。

 

仕事の主役は、あくまで部下。

上司は所詮コーチでしかない。

誰のためにコーチングするか意識しよう。

 

だからコーチングプランは部下が決める。

上司は、こう質問するだけ。

「どうしたい?、なぜ仕事するの?」

 

この質問が、部下の未来をつくる。

沈黙の時間が流れても気にしない。

大切なシンキングタイムだから、じっと待つこと。

 

プランが決定したら、上司は飴と鞭を事前に伝え、

見守りに徹すること。いつも通り、ほっとこう。

 

プランの進捗確認も、こう質問するだけ。

「現状どう?難しい?どうしたい?」

 

この時に、部下が自分の成長を実感していれば、

コーチングはそれで成功だ!