無限のようで実は限られている志望校。
受験日が近づくにつれて、可能性より
不可能性に規定されていく…。
この現実は、可能性しかなかった若者に
切実な痛みを与える。
そんなとき、親ができることは限れている。
見守りだ。
本来勉強とは、親に言われて受け身で
するものではない。
受験は自主性を学ぶチャンスでもある。
だから親の「勉強しなさい!」は逆効果。
ある意味で学歴よりも大切な主体性や
生きる力を奪ってしまう。
子どもが選んだいばらの道への歩みを
腹をくくり見守る。
まるのまんまの子どもを信頼して放任し
未来の邪魔をしないこと。
受験があろうがなかろうが、遅かれ早かれ
子どもは自分の力で歩き出す。