新米が届いても高値は続く? 専門家が指摘する「コメの先食い」、そもそも農政の在り方に問題が
●リンク先・・・【2024年9月4日/東京新聞/経済面】
新米が届いても高値は続く? 専門家が指摘する「コメの先食い」、そもそも農政の在り方に問題が:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/s3hcROB33B
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) September 5, 2024
私の住む三重県でも、ご多分に漏れずとの表現が正しいのかは定かではないが、コメ不足と値上がりをしている。
私の生活圏内で、キャッシュレス払いの都合なども加味した中で、コメを買うことができるスーパーが二件ある。
まず一件目は、東海地区を中心に展開しているスーパーで、総菜の購入なども含め、個人的にメインとしている。
まず、先月にコメを購入したのは、おそらく個数制限などがかかる直前だったと思われ、よく購入する銘柄のものを購入できた。
私の場合は一人暮らしゆえか、五キロのコメを購入すれば、二十日~二十五日ほどでなくなるようである。
そして、今月の三日に新たに買い足そうとしたく、いつものスーパーに足を運ぶと、お気に入りの銘柄のコメはなくなっており、個数制限がされていた。
その時は、少しばかりは並んではいたが、残っていたのは全てが通常米(炊飯前に研ぐことを必要とするコメ)しかなく、購入を迷った挙句購入を断念した。
そこで翌日に二件目のスーパー、こちらは三重県北部で展開するローカルスーパーで、そちらでは本命の銘柄ではなかったものの、無洗米の五キロサイズが一個だけ残っていたのだが、品代が三千円超するため、またしても購入するか悩んだが、背に腹は代えられず購入を決意した。
これまでは、五キロの袋で二千円ほどのを購入していたが、今回確保したのは少しお高めのブランドだった。
そして、昨日の夕方に総菜の購入もあり、一件目のスーパーへと足を運んでみると、おコメ売り場の陳列棚は空となっていた。
どうにかぎりぎりで確保できたのはよかったが、値段の高めのブランドだったのは、少し気が引けた。
さて、この《令和の米騒動》は、いつになったら終焉を迎えるのでしょうか。
それとも、終焉は存在するのでしょうか。
というのも、政府なども、「新米が出始めれば価格なども含め、落ち着くはずである」などとする趣旨の説明や改憲などでの発言をしているが、新たな手を打たなければ、来年の春から夏ごろに、再びコメ騒動(コメ不足)が起こるのではないかと、個人的には懸念している。
新学期も始まり、エリアによっては運動会や祭りなどもあり、依然として《コメの大量消費》が予想されるイベントは続く。
とはいっても、稲作を増やしたり、生産量を増やすのも容易ではなく、人でも不足していたり、就農者の高齢化などもあり、そう簡単に解決できる話ではない。
そうした中で、新しいものから優先に使い続けるなどをすれば、いずれは底が見えるのも当然なこと。
政府などが保管する備蓄米の放出などを唱える人もいるが、防災とのバランスなどもあり、見極めが重要となる。
日本では過去に、減反政策などを強行した過去がるが、そうしたことの影響が今になって表れたのではないだろうか。
異常気象による生育不良などの要因も重なり、日本のコメ政策の不備が明らかになったのかもしれない。
様々なことが重なり、《令和の米騒動》は起きたが、このまま状況を見守るだけの国の政策にも、間違いがあるようにも思える。
とはいっても、急に生産量を増やすなどというのも不可能であり、残る手段としては、再度海外産のコメを輸入することしか打つ手はないのかもしれない。
コメ不足の影響は飲食業界にも波及し、今後は弁当をメインとする企業や米菓を扱う企業へと広がる可能性は十分にありうることだ。
私たち日本人の主食であるお米は、今後どうなっていくのでしょうか・・・。