政策活動費、公開されても「黒塗り」のまま? 岸田文雄首相は疑問にどう答えた 衆院特別委で規正法改正案可決
●リンク先・・・【2024年6月5日/東京新聞/政治面】
政策活動費、公開されても「黒塗り」のまま? 岸田文雄首相は疑問にどう答えた 衆院特別委で規正法改正案可決:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/OpIHYY58Vo
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) June 5, 2024
政治とカネの問題をめぐり、政治資金規正法は改正されるらしい。
ただ、<なんで>な部分ばかりが芽だと、少し前に流行った「ナ~ゼ、ナぁ~ゼ?」な感情ばかりだ。
まずは、<なぜ十年後の公開なの>かだ。
もちろん、公開を約束させたことは評価に値はするのだが、これも政府や政権与党の常套手段の、『あやまって廃棄されてしまったようだ』として逃げきることができてしまうままである。
数年前にもあったではないですか、公文書が廃棄されたとの答弁がされたものの、後日《別のところに保管されていた》としてきたことが・・・。
森友問題の時でしたっけか、廃棄された年、中には<臨時職員が廃棄した>なんて報道までもがされていたけれど、後日に発見される不思議な現象が・・・。
そしてそもそも、『なんで十年後の公開』なのだろうか。
機密性や国家機密の保持などのこともあるのかもしれないが、使った当人が引退した後で、不適切な言い方をすれば、亡くなっている人を悪くは言えないでしょ―みたいな感情に導きたいのか、なんてことも思ったりもする。
そして、引用した記事にもあるように「黒塗り」での公開が可能な状態の法案になってはいないか。
国家機密に個人のプライバシー保護の観点もあり、どこを塗りつぶすかの判断基準もあいまいなままだ。
そして、個人的に最大の疑問が、『なんで政策活動費だけなの』かだ。
官房機密費や旧文通費、政党助成金の公開の議論はどこへ行ってしまったんですか?と、個人的には疑問だ。
先日もこのブログ内でも書いたが、「あの支出は、政党助成金からの支出ですので、公開の義務はございません」なんて言い訳をした挙句、逃げ回る政治家も出てくる可能性もあり、なんでな疑問は消えない。
そして、さらに疑問なのは、日本維新の会の不自然な動きだ。
これまでに報道されているように、あんなザル法の自民党改正案に賛成に回るというのだから、万博の後始末を有効に行いたいとの思いがあっての下心なのかと、疑いたくもなる。
もちろん、疑えば疑うほどに濃くなっていくのではあるが、それらを否定するに値する信頼度がないのが一番たちが悪い。
透明性を高める―なんて、ある人は繰り返し発言はするが、それを鵜呑みにできるほどの信用度がない。
「改心しましたので、信用してください」に聞こえはするが、<二度あることは三度ある>なんて言葉もあるように、一向にモヤは晴れないままである。
長く続く政治不信、一体いつになったら晴れるのでしょうか・・・。