【どうやってクラフトビールを覚えようかな?】
あれこれ調べていくと、ビールは3つの軸で分類されているのが分かってきました。
【3つの軸とは】
①上面発酵か下面発酵か。
②ビールの産地
③ビールの色
いう事で早速作ってみた【クラフトビール分類表】を公開します。
まだラフですが。
ここに世界のビールの呼び名が『32 』出て参ります。
これがどうやら基本の基本になりそう。
そして今日は最初に一番重要な2種類を覚えましょう。
『エール』と『ラガー』
『エール』は応援しながら飲むビール。
『ラガー』はラグビー選手が好むビール。
という訳ではありませんのでご注意。
まずは『エール』。
①上面発酵
②イギリス
③黄金色〜黒
上面発酵のビールをザックリ『エールタイプ』と呼びます。
次に『ラガー』。
日本では『キリン ラガービール』がある為、商品名として認知されていますが実際は
①下面発酵
②ドイツ
③黄金色〜茶褐色
下面発酵のビールをザックリ『ラガータイプ』と呼びます。
『ラガー』とはドイツ語の『熟成』の事。
「それ知ってるよ」という人は結構いらっしゃいますが、実はみんなちょっと間違ってます。
【ここがポイント】
この『熟成』はビール出来てから出荷するまでの期間=『熟成』という意味ではなく、「発酵に時間がかかります」を『熟成』と言っているのです。
『下面発酵』=『低音発酵』=『長期発酵』
低音管理さえ出来れば、時間がかかるが雑菌の繁殖が抑えられて安定した品質のビールが作りやすかった。しかも時間かけた分だけ香り成分が沢山引き出せて美味しい。
だから大手ビールメーカーが採用する事が多かったんですねえ。
最後に復習。
日本のビール、主流は『上面』?『下面』?
ちゃんと読んでたら簡単ですよね。
では今日はこのくらいで。
つづく