太宰府の万葉歌碑と散策、観世音寺の句碑 | ♪こりんのHappy Days♪

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都府楼前駅から、太宰府のコミュニティバス「まほろば号」に乗って、先ずは、大宰府政庁跡へ。

 

その近辺で、探したい万葉歌碑があったので、見つけて参りました。

 

 

朱雀大路の辺りに

 

「大君の 遠の朝廷と あり通ふ 島門を見れば 神代し思ほゆ」

 

と書かれた柿野本人麻呂の歌碑がありました。

 

「大君の遠く離れた政庁として通い続ける海峡を見ると、神代の昔が思われる」

 

という意味だそうです。

 

傍には、こんな遺跡が…

 

 

 

大宰府政庁跡の近くにはこのような場所がいくつも見られます。

 

政庁跡の脇の道を咲か音八幡宮の方へ向かって行くと、こんな歌碑もありました。

 

 

大変見辛いのですが、紀男人の歌碑で、

 

「正月立ち 春の来らば かくしこそ 梅を招きつつ 楽しき終へめ」

 

と書かれています。

 

「正月になり、春が来たなら、こうして梅を招きながら、楽しさの限りを尽くそう。」

 

という意味だそうです。

 

 

大宰府政庁跡にも、少しだけ菖蒲が咲いていました。

 

 

 

今が大変見頃のようで、とても綺麗でした。

 

 

政庁跡には、紫陽花の花も咲いていました。

 

薄い色に写っていますが、綺麗なブルーでした。

 

 

政庁跡の近くの一般の住宅にも、このような歌碑がありました。

 

行き交う人に見て貰うための歌碑だと思います。

 

どうやら高浜虚子の句碑のようです。

 

「夜都府楼跡に佇む 天の川の下に天智天皇と臣虚子と」と書かれています。

 

新しい句碑のように見えますが、建立は昭和28年(1953年)だそうです。

 

一般住宅の一角にあることですし、こちらの家の方が、きちんと手入れをされていらっしゃるのかもしれませんね。

 

この日は、観世音寺境内で探したい句碑があったので、そこから歩いて観世音寺に向かいました。

 

 

 

キリスのお墓にも挨拶をして、句碑を探しました。

 

この観世音寺には、あの夏目漱石も訪れたことがあるそうです。

 

正岡子規に宛てた手紙に、観世音寺のことを書いているそうです。

 

宝蔵館の脇に、探していたのとはまた別の句碑がありました。

 



河野静雲という人の句碑で、「秋訪へば秋のこころに観世音」と書かれているようです。

 

探していたのは、こちらの句碑です。

 

 

安武九馬という人の句碑で「まほろばの鐘天平の雲をよび」と書かれています。

 

南大門跡の茂みの中に、やっと見つけました…!!

 

これで、観世音寺境内にある歌碑、句碑共に全部チェック出来たと思います。

 

再び「まほろば号」で「珈琲蘭館」へ向かいました。

 

 

ドアを開けると、コーヒーの良い香りがします。

 

 

いつもと同じテーブルに座り、梅大路ブレンドと焼きチーズタルトのセットを頂きました。

 

このカップ&ソーサーは、アフリカと書かれていましたが、何処のメーカーの物か分かりませんでした。

 

この日はお客さんも多く、忙しそうにされていたので、カップのメーカーを尋ねることは出来ませんでしたが、動物達の絵が描かれた、グリーン系の素敵なカップ&ソーサーでした。

 

グリーンの服を着て行ったので、合わせて下さったのかしら…?

 

ケーキプレートは、いつものロイヤルコペンハーゲンです。

 

この日は、歌碑や句碑を探すのに、暑い中結構歩いたので、疲れが出ないうちに帰ることにしました。

 

 

太宰府駅って横から見ても、お宮さんみたいで風情があるなぁ、とこの時初めて思いました。

 

 

帰りの列車は勿論「旅人」で…。

 

 

「旅人」の列車の説明も簡単に書かれています。

 

二日市駅に着いても、梅ヶ枝餅の焼いた良い香りがしていました。

 

太宰府土産にどなたかが買って持っていたのでしょう。

 

最後まで、お読み下さり、ありがとうございました(^-^)

 

素敵な一週間をお過ごし下さいネ♬

 

 

by        こりん