地名研の今年のテーマ:地域の「世界かんがい施設遺産」を探求するとして7月23日の例会で県内大津・菊陽町にある「下井手・上井手」について大津町文化財保護委員の村下氏から興味深いお話しを聞きました。翌々日の24日の熊本日日新聞2面では、シリーズ「熊本地震7年・震災ミュージアムの今」で、下井手屋形桶(しもいでやかたいび)が紹介されていました!奈良時代に土地を切り開いて水を通した農業用水路の「下井手」の樋門は石柱と木の梁で作られ、人が駐留できる屋形がその上部に設けられています。2016年の熊本地震で接合部にずれは生じましたが、この屋根があったことで崩れずに残ったのはないかとのことです。写真(結構大きな写真で、外観がわかります!)も掲載されています。10月の現地バスツアーではここも訪れる予定(^.^) お楽しみに~