清正現行録〜蛇の目紋〜 | 熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

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皆の衆、息災か!
熊本城おもてなし武将隊は加藤清正である。
此れよりは、我が武録の時間じゃ!

此度は我が家紋、「蛇の目紋」について記す。

此の紋は、戦場で武士が弓に張る弦の予備「弦巻(つるまき)」を模った紋であり、かつては「弦巻紋」と呼ばれておった。
此の形状から徐々に「蛇の目」紋と呼ばれるようになり、呪術的な意味も付与される事となった。
以上の由来、武具に由来することから、実に尚武的な意義を持ち合わせた紋であると言えよう。

そんな我が紋じゃが、先日喜前殿から「黄色いドーナツ」と呼ばれておるところを耳にした。
思わず「誰がオールドファッションじゃ!」と口にしたが、これが自らの装束「直垂」をも指し示す事に気がついた。
取るに足らぬ駄洒落であるが、掛け言葉と捉えよう。
善き哉善き哉。
大村丹後守喜前殿、此度の発見誠に忝い。
流石は我が親友であるな。







加藤肥後守豊臣朝臣清正