惟新伝心〜大銀杏を見て想う〜 | 熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

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島津義弘である。皆の衆、息災であろうか。




熊本城本丸にある「大銀杏」
加藤清正殿が自ら手植えしたと伝えられており、熊本城の別名"銀杏城"の由来ともなった。


約150年前、明治10年の「西南戦争」で天守が炎上した際この木も一緒に燃えてしまったが、辛うじて焼け残った根元から新たな脇芽が出でて、今では斯様な大木に成長しておる。

わしはこの木を見る度に、「どんなに絶望的な状況でも、諦めずにいれば必ず希望の芽が出る」という清正殿からの言霊のような気がしておる。


本日は熊本地震“本震"から8年の節目の日。




我ら人もこの大銀杏のように、希望の芽を絶やさず、必ずや復興を成し遂げようぞ!


島津義弘