皐月二十三日
武録をご覧頂き、誠に有難う御座いまする。
拙者の名は、加藤家家臣にして日本槍柱七本が一人、飯田覚兵衛直景と申しまする。
昨日、御披露目式にご参戦下さった方、誠にありがとさんじゃった。
さて本日は、官兵衛様、南条殿と共に、この身体で蘇って初めての開門口上でござった。
いささか緊張いたしたが、これから熊本城へ来てくださる皆様へ、魅力を伝えられるよう精進致す。
本日、朝早くから熊本城にお越し頂いた方々、誠にありがとうござった。
また城彩苑にも出陣させて頂き申した。
本日は前説のみじゃったが、早く演舞もご披露出来るよう、しかと励んで参る次第にござる。
拙者は明日も出陣でござる。
明日もしかと励んで参る故、皆々様、よろしくお願い致す。
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加藤清正公をお支えする為
我が信義の槍を貫く
全ては幼き日に交わした約束のために
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では本日はこれにて。