己が見つけし賢人に近づかんが為に、
本日も己を鍛え、高めて参る。
此れこそ真の武士である。
「ひごまる」は熊本城の妖精である。
約四年半前、ひごまるは「ありさお姉さん」と共に「ひごまる隊」を結成。
熊本城を拠点とし、様々な場所で催しを盛り上げ、熊本城の魅力を伝えて参った。
そして、熊本地震が起こった。
多くの者が悲しみに暮れる中、傷付いた熊本城の分まで頑張ろうと、其れを表す絆創膏を貼り、様々な戦場を駆けた。
時にはその巨体故泣かれたり、
儂からは切られそうになりながら。
嫌な事も、
苦しき事も、
永きに渡る活躍の中には起こった事であろう。
去れどいつでも笑顔で人前に立ち、皆に元気と笑顔を届けておった。
ひごまる隊
素晴らしき者達である。
皆の心の中には、いつまでも二人の仲睦まじき姿が残る事であろう。
二人の活躍は、熊本復興に多大なる貢献をした。
それは、ひごまる隊という、二人三脚で頑張ってきたからである。
胸を張れ。
此の先、二人の息の合ったやり取りを見られるのは寂しいが、
ひごまるはひごまるで、
ありさお姉さんはありさお姉さんで、
其々民を笑顔にしてくれると信じておる。
本日共に舞った「ひごまるダンス」
儂は生涯忘れぬぞ。
お疲れ様であった。
見賢思斉ノ理、本日は此れ迄。