妻に内緒でラジコンを買った私。妻に言う前にタミヤマークの段ボールが届く。万事休す!
ラジコンが届いた翌朝。リビングに行くと妻が子どもと保育園に行く準備をしていた。
ちらりと妻の表情を覗く。いつもと同じように見える。少しホッとする。
えーい、南無三、こうなれば正面突破だ。
私「実はラジコン買ったんだよね」
妻「知ってるよ」
私「そりゃそうだよね。あんだけタミヤって書いてあればわかるよね」
妻「タミヤ? 伝票のに書いてあったタムタムっていうの検索したんだよ。最近ラジコンの動画ばっかり見てたし、ああ買ったんだなって」
私「いやいや、タミヤだよ?あの星ふたつのマーク」
妻「あー、あのゴールデンボンバーのやつね。あのマークがタミヤのマークっていうのは知ってたけど、ラジコンとは結びつかなかった」
私「オゥフ」
何ということだ。私のタミヤマークに関する心配は全くの杞憂だったということだ。そもそもラジコンを買ったことについて怒られるという心配が杞憂だったのだが、タミヤでバレたのではなくタムタムでバレるというのは予想外過ぎた。
というようなことをごちゃごちゃ言ってる私に対し妻は言った。
「とにかく、いいの見つけたよね。趣味としてさ。一回買えばお金もかかんなそうだし。いいじゃん働いてるんだから、ラジコンくらい買えば」
その時はまだ妻も私も「一回買えばお金かかんない」と思っていた(それでもまぁ実車に比べればタダみたいなものですが)。
かくして私は、少なくとも家庭内においては堂々とラジコン道を歩めるようになったのである。
妻に感謝したのは、言うまでもない。