おはようございます前回は長々と書いてしまいましたねまた今回も長くなるかもですが、お付き合いください
今回はダウン症疑いの時のことを書いてみようと思います
前回書いた通り、分娩自体は全く普通でした。自然に陣痛が来て、経膣分娩で産みました
しかもお産自体も軽く、夜も良く眠れていたため私はピンピンしていました笑
しかし、産まれて来た我が子はエコーで見てた時よりも小さく、38週4日で産んだけど2278gと子柄で
それでもとても元気な声で産まれてきてくれました
まだ小さかったこともあり、看護師さんが分娩後に抱っこした写真を慌ただしく撮ってくれた後、すぐに後ろの方で処置をしてくれました
私はその後分娩台でゆっくりしていたんですが……
分娩台の横にいるお医者さんから聞こえてくる単語がすごーーーーーく引っかかりました。
「トリソミーが〜〜〜〜、フロッピーインファントは⁇猿線は⁇」
私の職業は理学療法士で、現在は成人の方に対してリハビリを行なっています。
今の職業に就くために、学生の時にある程度病気や障害のこと、症状のことについて勉強していました。
トリソミーとは、染色体異常のこと。
人間は本来23組の対になっている染色体があり、合計は46本あります。
しかし、どれかが1本多く、2対のはずが3本になってしまうこと。これがトリソミー。
フロッピーインファントのことは分娩台にいた時は恥ずかしながら覚えていませんでしたが、それでも身体に何らかの異常があることだけはわかりました。
後に調べましたが、フロッピーインファントとは身体の筋緊張が低く、身体がだらんとした状態のことです。
私は赤ちゃんの顔もよく見ていない状態で「あぁ、何らかの障害を抱えた子が産まれてきた」ということがわかりました。
私が入院した産婦人科では、産まれた直後に家族2人が分娩室に入り赤ちゃんと母と写真を撮るということをしていました。私の場合は旦那と実母です。
その時私は我が子が何かしら障害を持っているかもしれないと思い笑顔になれず
初めて見る我が子の顔をガン見してばかり。しかもこの顔、どこかで見たことあるような顔………
つり目で鼻が低い
いやいや、鼻が低いのは私に似たからか…⁇
つり目はお義父さんに若干似てるのか…⁇
などと思考がぐるぐるしており、気がつけば真顔
後でトリソミーは何番があるか調べなきゃ、うちの子はどのトリソミーちゃんなんだろうとか考えて
産まれてきてくれて幸せいっぱいで嬉しいはずなのに、その気持ちが何処かに行って障害が何なのかばかりを気にしていました。
その時に感じた違和感は、家族にもありました。
喜んではいるものの、旦那も母も長女の時のような満面の笑みではなかったのです。
その後はとーかちゃんが小さく産まれたこともあり、すぐに保育器の中へ
私は部屋へと帰りました。
部屋でゆっくりしている時も、2人はどこか元気のない感じ。違和感がありました。
母が外した時に、私の疑問が解決するかもと思い、同じ職業である旦那に違和感の正体を聞いてみました。
「なんか、分娩台でトリソミーがどうとか、フロッピーインファントがどうとかって聞こえたっちゃけど、何やったっけねぇ⁇」
出来るだけ何でもない風に、いつも通りに。
旦那からは「………ダウン症だよ。分娩室に入る前に疑いがあるって言われた…。」とのこと。
そっかぁ、ダウン症疑いなのかぁ……
でもでも、うちの子声大きかったし、手足も動いてるしそんな力の抜けた感じじゃないし、ダウンの子はけっこうグデングデンになってるイメージだし、静かだって聞くし……
顔だって若干つり目なのは目元が少しつり目ぎみのお義父さんに似てるだけかもしれないし……
うちの子は実は違うんじゃないの⁇でも、長年やってるお医者さんが見間違うはずないと思うし…
いやいやでも………、いややっぱり………
と葛藤が始まりました。
分娩後も無駄に元気だったから、余計考え事をしていました。
長くなるので次の記事に続きます