みなさんこんにちは。
8歳馬サーブルオールが土曜日、中京で行われた阪神JS(JGⅢ)にて2着に走り終えた後、左前浅屈腱不全断裂を発症し、その日のうちに引退が決定しました。
最後まで体質自体はあまり強い馬では無かったのですが、萩原調教師の冷静な判断でいつも良い状態で走ってくれました。
それにしてもサーブルオールのレースは思い出深いレースが沢山ありました。
新馬戦。
現地観戦しました。口取りは外れたものの、目の前でダイナミックに走っていく姿に感動。見事1着でゴールインしてくれました。
そして4歳春には、もう一頭の愛馬レッドローゼスとのガチンコ対決。
中山の美浦S(3勝クラス)でしたが、サーブルオールとレッドローゼスで1、2番人気を分かち合っていました。
レースは最後、サーブルオールとレッドローゼスのガチンコ勝負に。
結果は最後サーブルオールがグイっと前に出て勝利!
このレースは本当にシビれました!!
その後エプソムカップや七夕賞など重賞挑戦しますが、1歩及ばず。
7歳になって障害への道に進むこととなりました。
ここから先はコロナの影響で現地に応援に行けず、テレビで見ているだけの状況が続きました。
障害戦も経験を積むごとに上達を遂げ、初めて挑戦した新潟JS(JGⅢ)で2着。そして今回の阪神JS(JGⅢ)は、良馬場ならば勝てるという気持ちでいました。しかし当日は不良馬場。正直無事に回ってきてくれれば・・という想いでレースを見ていました。でもサーブルオールはいつも一生懸命に走る馬です。こんな不良馬場でも頑張ってくれて、今回も2着と惜敗はしたものの、本当に頑張ってくれました。しかし、そのレースの直後、騎手が下馬して馬運車に運ばれて・・。不安しかなかったです。
左前浅屈腱不全断裂。
事実上の競争能力損失です。
とりあえず、生きていられることにホッとしました。
これだけ活躍した馬です。障害経験もありますし、怪我が治ればどこかの牧場などで乗馬として余生を送ることは可能と思っていますし、そう信じています。もしかするとファタモルガーナのようにノーザンファームで騎手育成馬などで活躍の場はあるかもしれません。
サーブルオール(牡)
父ハービンジャー 母モンローブロンド。
いつも一生懸命で諦めずに走る姿に感動を頂きました。
この馬に出資出来て幸せでした。
言うまでもなくわが王国の「功労馬」の仲間入りです。
戦績 26戦7勝。総獲得賞金1億5435万。 出資口数2口
ありがとう。サーブルオール!