本日は歌舞伎座の第3部
見てきました。
よかった‼️
●瞼の母
瞼の母
長谷川伸作、新歌舞伎
息子の忠太郎 中車
生き別れた母親 玉三郎
5歳で別れた母を、
いろんなところを回り探していた忠太郎。
母親と同じくらいの歳の女性と出会うたびに
優しい言葉をかけ助けていた忠太郎。
流れ者のヤクザだが
母に会いたい一心に生きてきた。
もし会った母がお金に困っていたらと、
それまでにどんなことがあっても手をつけず
100両ものお金を貯めていた。
やっと見つけた母だった。
しかし、母は手広く料理屋をやっており、
たくさんの使用人がいた。
そこに息子だという男が突然現れ、
自分の何か財産を狙っているのか
あるいはゆすっているのかと思い、
冷たい態度に出た。
がっかりした息子は出て行ってしまう。
息子が出て行って、
初めて冷たくした自分を悔いた。
直後に娘と一緒に一晩中江戸の町を探しに行く。
荒川のほとりで、
息子は探しあぐねる母と妹を
影からじっと見ているが、
もう母親と妹の前には出てこない、
息子は自分で流れ者のヤクザであるため、
今の母親と妹とは住む世界が違うと、
去って行く。
なかなかの名演技でした
このお話に涙している観客も
大勢いました
中車も玉三郎も役にぴったりで
本当によかった
●楊貴妃
方士 中車
楊貴妃 玉三郎
玄宗皇帝は
歳がふた回りも下の楊貴妃でしたが、
あまりにも美しい楊貴妃と結婚した。
正確には結婚して貴妃となったわけですね。
しかし、あまりにも楊貴妃を寵愛して、
政を疎かにした上に、
貴妃の親戚縁者に高い位を与えた結果、
その人たちでの権力抗争が起こってしまった。
玄宗皇帝の部下が反乱を起こし、
泣く泣く玄宗皇帝は、
自ら楊貴妃を始末することになった。
その亡くなった楊貴妃のもとに方士が送られ、
楊貴妃と会い、楊貴妃の美しい踊りをみて、
楊貴妃から玄宗はにかんざしをことづかるとのこと。
玉三郎の楊貴妃が見たかった
とてとキレイで踊りも美しかった
史実はイマイチだけど…
何で玄宗皇帝自分が悪いのに
楊貴妃を手にかける?
よくわからないわ
ま、女性はいつの世の中でも
差別されていて、
それが当然の世の中だから