この前、院時代の同期に久々に会い、束の間の団欒。


 彼女は昔から、今日の名言!というのをやたらと輩出してくれる子です。


 今回も期待を裏切らず・・・。



 双子について話を進めていると、


 マナカナのように、一方は昼ドラの女王、ひとりは良妻賢母、


 かたや、タッチは二人で一人前!


 それはそれで、双子芸という芸術に昇華させた好例!



 身近にも双子の友人がいますが、


 一人はバリバリの商社OLアラフォー。人生を謳歌しています。


 もう一人は、若くして家庭を持ち、主婦業に専念。


 

 これは・・・。


 人間ってバランスをとる生き物です。


 一方が違う方向に振れたら、もう一方はその逆に振れる。


 たとえば、興味関心事についても、ふたりとも水準は高かったとしても、


 一方がより秀でていたら、一方は、じゃ、それは譲って他の面で自分は

 

 大成しよう!という心理が働くのでは。


 と、すると・・・。



 先ほどのマナカナの例にもあるように、


 特に一卵性の双子というのは、


 お互いに「自分の生きなかった人生」というのを体現し合っているものではないか。


 という仮説が浮かび上がります。


 これは、ユング心理学でいう元型の「影(シャドウ)」。


 本来なら、一個人の無意識の領域に存在するものですが、


 それが自分の生きる現実におり、実生活を繰り広げているというのは・・・。


 非常に興味深い例です。


 逆に、昔 TVで観たのですが、双子同士で結婚し、しかも4人で同居生活を送っているケース。


 これは、前述のタッチのケースには程遠く、


 ただ融合してしまっていて、精神的な健康度としては、


 自我境界が曖昧であり、非常に健康度が低いケースと見立てます。




 なんて、こんな話もしてしまうのが、職業病か。


 もとい、なかなか子供ができずに悩んでいた時期もありましたが、

 

 愛らしい娘を育てていた友人の今日の名言。



 独身時代は、「いい人は、ただのいい人だと思ってた。


 でも、結婚してみて、


 いい人は本当にいい人だ!って思ったの!!」



 その笑顔に、なんとも清々しい気持ちになったのと、


 人生において大事なことを再確認させてもらったように感じました。



 ちゃんちゃん!