昨今のTV事情を観ていると、なんだか地上波つけるの、やめよーかなーという心境。
BSの方が心地よい番組を提供しているし、CSなら好きなジャンルだけが流れているという安心感も。
雑多な情報がとめどなく流れてくる今の地上波は、ガチャガチャしていてせっかくのリラックスタイムが乱されます。
それでも、たかじんのそこまで言って委員会には観覧応募しちゃおかな、と思っているし、ほんまでっかTVも録画して見ちゃうほど。
最近のドラマでは「華和家の~」は、私の世代では元祖8等身の観月ありさが、媚びない個性を出していて、
小気味良かったりも。
そう、最近そういった個性を放つ人材が不足しているんですかね。
画面を見れば、一目で整形箇所がわかるような芸能人ばかり。
なんだかアクの強い食べ物ばかりを食べさせれている気分になります。
昨今の美容整形では知能と性格以外なら何でも変えられるそう。
個人的には、「えっ、声も?!」と感じちゃうのですが、その辺はどうなんでしょうね。
そんな中、目にとまった以下の記事↓
http://youpouch.com/2011/08/07/110020/
うーむ。
確かに、才能をもった子供が早くから露出することは免れないでしょうが、モデル業である必要はないわな。
そして、記者が主張しているように、日本でのこのローティーンが性的シンボルにされているアイドルの売り方等々、奇奇怪怪な状況がまかり通っているのを平然と受け入れている世論に違和感が否めません。
本人の個性に特異性、ぬきんでたものがあるから出るべくして出てきた、というのではなく、
マーケティングの上、こういったコンセプトで!という枠に、自らはまってくれる子達を整形してキャラ化している。
いつから、エンターテイメントはそんな体たらくになんたんだ?!
大衆に媚びてプロデューサーは大儲け、当の本人たちはピンはねされるが、
売れれば自己愛と承認欲求は満たされる。
うーん。なんだか病んだ自己実現の形だよね。
なおさら、レディー・ガガなどの本物のアーティストに清き一票を入れたくなります。
急逝したエイミー・ワインハウスも実は大好きでした。
彼女も、マスコミに作られたイメージとは違って、商業ベースに乗る音楽作りを嫌い葛藤していたし、
奇抜な印象とは対照的に繊細な精神性を持ち合わせていましたよね。
大衆も、もっと物事の本質を観る目を養ってほしい・・。
ただ、娯楽にそこまで真摯な取り組みはしないだろうなー。
あくまで自分のファンタジーを投影するマテリアルにすぎないのかもしれませんね。
そして、ありのままの個性こそ美しいんだという事を再認識してもらいたいと切に願う今日この頃。
芸能人の整形箇所を観ていると、皆、仰々しい二重に、つけ鼻、まぁエラ削りやあひる口は個人の嗜好に
おまかせしますが、これって白人への羨望とコンプレックスが顕著だよね!
東洋人からはかけ離れた整形美人が、TVをつければわんさか。
うーん。グローバル化した昨今、海外では中途半端な掘り深い東洋人よりも、
オリエンタル・ビューティの方が際立った個性を発揮するというのに・・。
個人的には、なでしこの澤選手、好印象です!
メディアで美人だと騒がれている、同なでしこの、なんとか選手は整形美女らしいですが・・。
選手もビジュアルにお金をかけるご時世になったんだなぁ。
40すぎたら自分の顔に責任もて!って言うでしょ?
生きざまが表情に出ます。
こういった仕事をしていて痛感するのが、美しさというのは、造形ではなく表情。
夏目雅子似のこんな美女が・・・という造形の患者さん、統合失調症で不穏となり、絶不調期には
見る影もなく別人です。まるで能面のよう。
それが回復期にさしかかり、表情がやどり始めると、あら不思議!
そういった現象をまのあたりにするほど、表情の意義を痛感させられます。
なのでね、私が昔大好きだった女優、エリザベス・ハーレー。
ボトックス?やりすぎて表情がなくなり、監督から「演技にならん!」と映画を降ろされていましたが、
皆、年輪を重ねた皺こそが、人間性を表現する財産にもなるんだよー!!!
演技派大女優を目指すなら、人間味を放つことにこそ、プロ意識を発揮していただきたい。
というわけで、なにかと影響を受けやすく横並びの国民性、
TVつけたら皆同じ顔という現象に歯止めがかかる事を祈りつつ、
遺伝子レベルからの天然美女を観たい!
と切に願う今日この頃でした~。
というわけで、雑感でした。