ベルランゴ 車中泊仕様 まとめ | ぷーちゃん徒然ブログ

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僕のブログはキャンプがメインテーマなのですが、「ベルランゴ 車中泊」で検索してお越しくださる方がかなり多いです。

元々そんなに沢山閲覧されているわけではないのですが、ここ3ヵ月を見ると、この記事↓のクリックが全体のなんと33%を占めているのです。

 

しかし、どうなっているの?とかいくらですか?とか全く質問やコメントがないのであまり需要が無いのかもしれません。

興味を持たれていないかもしれませんが、勝手に「ベルランゴ車中泊仕様」を少し詳しく紹介したいと思います。

 プジョーのリフター、フィアットのドブロも同じサイズですので、車中泊仕様を検討されている方の参考になればと思います。

 

 

  ①フレーム

 

ベルランゴは2列目シートを倒すと広大なスペースができます。

しかし、シートとラゲッジに高低差があるので、このままでは快適な車中泊ができません。

 

純正でベッドキットがありますが、26万円以上と高額なため、お小遣いキャンパーの僕には手が出ません。

インターネットで情報収集し、見た目がきれいだったアルミフレームを使って自作することにしました。

 

車両を実測し、フロアが水平になるように設計しました。

※素人の設計で安全性が担保できないためアップ控えておきます。

 

フレームは、G-Funでアルミフレームを購入しました。

¥初回20%OFFクーポンを利用して18,940円でした。

 

フレームはこんな感じ。

ラゲッジの保護と高さ調整のため、合板の切れ端を置いています。

 

シート部分の延長はフックで固定しています。

このフックの厚みだけ段差ができるため、合板を削っています。

 

シート部分のフレームは、使用しない時はラゲッジの下に収納します。

 

2列目シート部分です。

純正のベッドキットだとここにスペースができますが、僕の使用ではスペースができません。

ちょっとしたもの(靴など)を置きたい場合は、高さを持たせた設計をする必要があります。

 

床パネルを敷くと段差もなくなり、車中泊しやすい空間ができます。
image

 

電球ヒント

・2列目シートを倒した時に、ラゲッジから150mmの高さでフラットになります。

・アルミフレームの直径、コネクターの関係で、高さが138mmになりましたが、

 合板の厚みがちょうど12mmなので、合板でフレームの台を作ることによって、

 150mmの高さで設計できました。

 

○フレームにかかった費用

・アルミフレーム 18,940円

 

 

  ②床パネル

ホームセンターで12mmの合板を2枚購入しカットしてもらいました。

¥合板2枚とカット代で5,745円でした。

 

 

電球ヒント

・合板のカット

 合板をカットする時は、刃の幅(3mm程度)を考慮する必要があります。

 

 

 

合板の切り出しでは見栄えが悪いので、ダイソーでカーボン調のリメイクシートを購入し、貼り付けました。

 

¥リメイクシートを9セット使用 110円×9=990円

 

 

 

合板に緩衝材としてセリアの傷防止フェルトクッションを使用しています。

サイズが約297×210mmを3枚購入

¥フェルトクッション3枚 110円×3=330円

 

 

フレームと接する箇所に30mmにカットして貼っています。

 

内装と接する箇所も150mm×10mmにカットして貼っています。

 

2列目の空調の吹き出し口に当たる個所にもつけています。

 

 

表面は、シートのようなものだとラグとか敷きたくなるのでタイルカーペットにしています。

 

 

タイルカーペットはこちらを購入

張り替えも容易なので、汚れても安心です。

それに、300mm×300mmで、合板のサイズと合うのも良いところです。

 

¥タイルカーペット30枚 3,780円

 

 

○床パネルにかかった費用

・合板(カット代含む)5,745円

・リメイクシート   990円

・フェルトクッション 330円

・タイルカーペット 3,780円

 合 計      10,845円

 

 

さて、収納ですが、このようにスッキリ収まり、普段使いに全く不便な点はありません。

トノボード部分は800mmですが、600mmの床パネルを置いています。

少し隙間が開きますが、車外から見ても違和感はないと思います。

 

ラゲッジの床パネルの下は、ちょっとした収納になります。

僕は焚き火台、ポール、三脚、傘など入れています。

嵩張りがちなものが収まるので、ラゲッジの雑然感がなくなります。

 

 

 

 

 

 

  ③カーテン(サンシェード)

車中泊をするとやはり車外の視線が気になります。

車内の荷物を見せなかったり、防犯のためにもカーテン(サンシェード)は必須です。

Amazonに売っているのもだと20,000円以上するため、こちらも自作することにしました。

100均で使えそうなものを探したところ、ダイソーで良いものを見つけました。

 

ドレープ遮光カーテン100㎝×178㎝です。

こちらを3枚使用

 

¥ドレープ遮光カーテン3枚 550円×3=1,650円

 

 

 

 

 

遮光なので車外の光の漏れも抑えられて良いのではないでしょうか。

 

 

カーテンをカットする前に、ベルランゴの窓にチラシを当てて型を取ります。

カットし過ぎたところは何度か継ぎ足して合わせました。

適当にやったところがあり、サイズが合っていないところがありますが、概ね上手くできたと思います。

 

カーテンを型に合わせカットして、端をすそ上げテープで処理しました。

image

 

¥すそ上げテープ 110円×10個=1,100円

 ※間違えて作ったり、納得いかずに作り直したりしたので、どれだけ使用したかわかりませんが、40m分あれば足りると思うので、10個もあれば充分だと思います。

 

端の処理が終わったらハトメパンチで吸盤を取り付ける穴の加工を行います。

色々なものがありますが、穴あけとパンチがセットになったこちらを購入しました。

 ¥ハトメパンチ 1,233円

 

 

 

ハトメはこちら。失敗して際の予備も含め3袋購入

¥330円×3=990円

 

 

 

吸盤はこちらを購入

¥899円×3=2,637円

届いたときは変形していますが、お湯につけると復活します。

車中泊時に吸盤がくっつきにくいときは、霧吹きでガラスを濡らしてから張り付けると良いです。

 

 

 

カーテン(サンシェード)にかかった費用

・遮光カーテン  1,650円

・すそ上げテープ 1,100円

・ハトメパンチ  1,233円

・ハトメ      990円

・吸盤      2,637円

 合 計     7,610円

 

こちらは後席のカーテンが作り直す前のものですが、こんな感じで出来上がりました。

 

リアはこんな感じです。

吸盤の位置を失敗して隙間ができてしまいました。

吸盤を追加するか、位置を変更して作り直したいと思います。

簡単に磁石で止めても良いかもしれません。

 

カーテンはまとめてラゲッジ上部の収納スペースに入れています。

カーテン素材なので断熱効果は期待できませんが、嵩張らないのが良いところです。

 

 

 

 

 

  車中泊仕様にかかった費用まとめ

車中泊仕様にかかった費用のまとめです。

①フレーム 18,940円

②床パネル 10,845円

③カーテン   7,610円

 合 計  37,395円

 

合計で4万円弱で完成しました。

作成にかかった時間は集計していませんが、15時間くらいでしょうか。

休日に少しずつ作っていけば、今ならゴールデンウイークに間に合います。

車中泊仕様を検討されている方は是非お試しください。

 

カーテンの作成が一番大変だったので、個人的には、フレームと床パネルは自作して、カーテンはアマゾンで2万円くらいで販売しているので、そういったものを購入するのがおススメです。