翌日、早朝に八戸のビジネスホテルを出て、奥入瀬にまたトンボ返りの大移動。
昨日ちょい寄りした奥入瀬渓流館のある焼山駐車場まで来たのだけど、次のバスが小一時間、来ないことが判明。
もちょい上流の石ヶ戸駐車場まで行ってみるか?でも、そっちは満車かなー?
その場合、また戻ってきても、今度はこっちが満車になってるかも。。
と、ひとしきり悩み。
まあ、案ずるより、行ってみよー!と、石ヶ戸駐車場を目指し、車を出したのだけど。。
や、やっぱりヨユーで満車ーー!!
整理係のスタッフさんたちが皆、「満車」の看板を持って、先へ先へ誘導している。。
車は前からも後ろからも続々来るし、道は狭いしで、Uターンもできない。
このまま進んで、最後の駐車場「子ノ口」まで行くしかない状況。
が、この状況では、もちろん子ノ口も満車だよね~
ってことで、かーなーり追い詰められた状況。
はー、どうするどうする!!??ってオロオロしながら徐行してたら、Uターンできそうなスペース発見!
今だー!!と、Uターンを試みていたら、後ろから、整理スタッフのお兄さんが走ってくるではないですか。
「やべ、Uターンしたらダメだった?怒られる!?」と、思いきや、
お兄さんが、「ここ、停めようとしてます?誘導しましょうか?」と!
実は、一台停められるスペースが、たまたま近くに空いていたのだねー。超ラッキー!!
で、お兄さんが誘導してくれるんだけど、私もトリさんも一連の状況にテンパり気味なので、そもそも初心者並みの運転が更にアカンことになっており、しまいには三角コーン倒しだす始末。
見かねたお兄さんがソッコーで、「もう僕やりますんで!」と、運転変わってくれて、華麗に縦列駐車をキメてくれるっていうね。。
「ほんと、お恥ずかしい。。二人とも年いってから免許取ったもんだから。」
と、ペコペコしまくりな中年夫婦を笑って受け流してくれて、お兄さん、めちゃ感じ良いやんけー涙
お陰で、タナボタ式にこんなレアな駐車権を獲得できて、本当にありがたやー
ということで、無事、石ヶ戸休憩所からハイキングスタート!
子ノ口方面に歩き、途中、見どころが薄い箇所はバスで飛ばし、2時間くらいのハイキング、という理想的なコース。
いやー、なんてツイてるんだ。
(まあ実際は、渋滞のせいでバスが遅れまくってて、相当待たされたけどね)
天気がびみょーなもんで、絵的にはもうちょいだけど、心配した寒さも大したことなく、気持ちの良い散策ができました。
奥入瀬には点々と「三乱の流れ」とか、「石ヶ戸の瀬」とか、名所的な場所があって、別に標識や看板が立ってる訳でもないのだけど、人がわらわら居て撮影してるので、だいたいココか、と分かる次第。
↑たぶん、三乱の流れ・・・?
各名所には路駐の車もけっこう停まってて、渋滞を更に助長させているもよう。
しかし、標識も出てないのに、皆よくドンピシャで場所が分かるもんだな。
そして、これが広告で使われたりして一番有名な「阿修羅の眺め」。
さすがにダントツで人が多いので、すぐにココだと分かる。
が、しょせん素人撮影、後で見返すとほぼ全てのスポットが同じ感じで写ってるので、「たぶん、コレ・・・阿修羅、、だよね?」ってなる。
そしてお昼ごはんは、ここいらで食べるとなると、選択肢が限られまくり混みまくりであろうと、前日にお弁当を予約しておいた。
これが正解だったー!
奥入瀬弁当は、地元素材を使って、地元のおばちゃんが手作りしてくれたおかずやおにぎり、染みまくる旨さで、ほんと良かったわぁ
ただ、食べる場所が無くて(環境保全の為、定められた歩道以外は立ち入り禁止)、かなり彷徨ったけど。
幸い、観光客が滅多に通らないであろう、レアな歩道を発見。
階段に腰かけて、渓流を眺めながらのお弁当。最高やー。
とわだ短角牛まで入って、1500円!大満足でございますー
最後、ちょっと降られちゃったけど、程よく歩いて、銚子大滝でフィニッシュ。
「大滝」という割には、、とか、思ったり思わなかったり。。
銚子大滝からバスで一気に石ヶ戸休憩所まで戻り(またここでもバスはかなり遅れた)、車を拾ってまた八戸方面へ戻って、道の駅へ。
全国旅行支援のクーポン、6000円分、今日中に使わないといけなかったので、道の駅で豪遊ショッピング。
そしてまた奥入瀬の車道を通って今度は秋田へ。
今回、秋田と青森をいったり来たりする際に必ずこのルートを通る必要があったので、結局、この渓流沿いの道、3往復くらいしたかも。
奥入瀬渓流が観光的に特に優れているのは、この豊かな自然を保全しつつも、そのすぐ脇をずっと車道が並走しているところだと思う。
こんなに美しい渓流にこれだけ近く、これだけの長さをもって車で走れるの、全国でも珍しいのではないだろうか。
(まあ、シーズンは渋滞しちゃうけど)
最後、ちょうど帰る頃合で雨が降ってきちゃったけど、濡れた路上に映った紅葉がキレイだったー