認知症の親と暮らすということ | シングルマザーの第二の青春!

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フルタイムで働くシングルマザーです。同居していた認知症要介護4の父親を令和5年3月に見送り、着物と盆栽をたしなみつつ第二の青春を謳歌しています。ときどき毒親に対する毒を吐いてます。

去年3月に、認知症の父親を看取って、心からほっとした。

それこそ最後の半年は、仕事から帰るのが憂鬱だったこともある。

うちの父親はちょうどよく足が悪かったので(階段は上り下りできる。トイレまでも1人で歩ける。でも徘徊はできない)助かったところもある。


それでも認知症とわかる前に、夕方散歩に出て帰れなくなり、パチンコ屋から電話があって迎えに行ったことがあった。

これも自宅の電話番号を言えたからうちに連絡がきたわけで、そうでなければまさか迷子になってたなんて思わなかった。


認知症介護の中で、徘徊というのはすごく負担になることだと思う。


今日KUMAKO地方も猛暑。

エアコンつけて仕事していたら、外回りから帰ってきた後輩が「会社の前の花壇におばあさんが座ってるんだけど。自分が出かける前にも座っていて、かれこれ2時間炎天下にいておかしいと思う」と言ってきた。


ちょうど昼休みだったので外に行くと、一見受け答えはしっかりしてるけど、こりゃー認知症だとピンときた。

本人は「⭕️⭕️(車でも1時間半かかるところ)から自転車で来たら、疲れて足が痛くなったので休んでいるだけだ。大丈夫」と言い張る。


でもとにかくうまく誘導し、会社の物置から車椅子持ってきて乗せて、エアコンのある部屋に連れていき、スポーツドリンクを飲ませた。見ると手に怪我をしていたが、新しくない。一瞬虐待されてら?と思ったけど、服に血がついていたので多分転んだのだろう。


身元を探るために名前や電話番号を聞いたけど、電話番号は家電で、同居している息子は夕方まで帰ってこないというので、お財布の中に診察券がないかを確認したら、古びた付箋に書いてある娘さんと息子さんの携帯番号を見せてきた。


よし!と思って同居の息子さんに連絡すると、昨日から帰ってきていないので警察に届けていたらしい。


つまり昨日の夜から徘徊していて、こんな遠くまで来てしまったのだ。

しかも今日は朝から暑くて。

うちの会社の前ではなく、人目につかないところだったら命の危険もあったかも!


一時間後、息子さんとお嫁さんが迎えにきたけど。(私は接客業中でいなかった)

車椅子に座っている母親を見て「ほら、立てよ!歩けるだろう!!」とかなり乱暴に連れて帰ったらしい。


なんか、人目があるところでその態度ということは、自宅ではもっと厳しいんだろなって思った。


もちろんね。徘徊する介護は大変。財布に携帯番号入れてたということは初めてじゃないだろうし。


それに息子の方が、親の認知症を受け入れにくい気がするんだよね。直接介護をする比率は奥さんの方が大きいだろうから、立場的にもね。


実際介護は綺麗事じゃないし、私も父親が死んだら楽になるのにと思ってた。


だから今回のことで、その息子さんを批判するつもりはなく、むしろ、自分は、こんなふうに息子や娘に迷惑をかけないためにどうしたらいいんだろうと思った。


認知症は好きでなるわけじゃない。

認知症だからといって人生終わるわけじゃない。


でも。


自分の人生は、自分で尻ぬぐいしたいと思うし

それができなくなるまえに、

人生終わりにしたいって思う。



それが無理なら。









他の人にお世話になれるように、

お金は貯めたいわ。






とりあえずは


ストレッチや糖質制限で

目の前の体のメンテはがんばってるけどね。