【浦和・むさし乃】人生初!?『新仔鰻』の食べ比べ!!
2014年もスタートして早くも1ヶ月が過ぎました!!年末年始は忙しすぎて少しぐったりしていたので、スタミナをつけるためにも季節外れですが『ウナギ』を食べに来ました!!〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓鰻 むさし乃 (うなぎ / 浦和駅)昼総合点★★★☆☆ 3.5〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓いつもなら赤羽のまるますや川栄などで食べるのですが、大宮に用があったので途中に通る浦和駅のむさし乃さんに来てみました!!浦和駅東口を出て東京方面に線路沿いを歩き、途中の小さな商店街を左折するとお店の幟が見えてきます。食べログの口コミでは「店が汚い」とかいろいろ言われているけど、綺麗なマンションの奥まったところにある綺麗な佇まいでした。早速、入店しようと思ってきたら、小走りで走ってきた親子連れが先に入店…。次に入店すると、タイミングが悪くカウンター席しか空いておらず、タッチの差で座敷席が…。残念でしたが気を取り直しMENUを見てみると、気になるメニューを発見!!「数量限定・新仔御前4,900円」高めの値段設定だけど「新仔鰻」ってなんだ???説明文によると、「稚魚から同じ池で育てられ、初めて池上げされた一年でこの時期だけの最高級の活鰻」だそうです。これは気になる!!少し高いのですが、せっかくなのでおすすめの「新仔鰻」と普通の特上鰻を食べ比べしてみることにしました。しかし数量限定だしおそるおそる店員さんに聞いてみると…・ぎりぎり最後の1人前残っていたみたいです!!ラッキーでした!!今日は12時に来店したのですが、こちらを狙っていくならもう少し早く来た方がいいですね!!お茶を飲みながら待ちますが、注文してから焼かれるため時間がかかるみたい。これが鰻の醍醐味なのですが、その間に店内を眺めてみるといろいろ気になる物を発見!!まずは、さすが浦和・・・!お座敷には浦和レッズのサイン入りユニフォームや選手のサインがあります!!きっと試合観戦後に飲みにきたら最高ですね!!もう一つは「謎のキャラクター」の石の置物…。これは鰻???でも違うような…。あ、湯のみにも謎のキャラクターが…。しかも鰻ソング付き!?謎めいたところは最後まで聞けず終いでしたが、キョロキョロしているうちに新仔御前の肝焼きが先に出てきました!!「一人前だけだと少し寂しいかも」と思いながらも一口・・・!!ん、美味い!!よく食べる鰻の肝焼きってしっかりと火を通すというか、かなり焦げてパサパサの物が出てくる事が多いのですがこちらは絶妙な食感!!レアではないのですが外がパリッと中は柔らかい食感に、程よい苦み!!これは美味いですね!!これは一杯飲みたくなります!!あ、そうそう、食べログの口コミでは『この店は炭ではなくガスを使っている』という口コミがありましたが、今ではちゃんと炭焼きらしく、炭の香りもほのかにしました。店内の清掃も行き届いており、どんどん改善されていると感じます。肝を食べ終えてから、また15分程待つとようやくうな重の登場です!!「新仔鰻重」と「特上うな重3700円」を比較してみると、一見それほど差はないように感じました。しかし、箸で持ってみると、その肉厚さにまず違いがありました!!また、店員さんが食べる前に教えてくれたのですが、新仔鰻は鰻特有の臭みがほとんどないため、山椒はなくても美味しいそうです。その言葉通りいただいてみると、確かに鰻の香りはほんのり程度で気になりません。そして関東風に焼かれた肉厚な身は、ふわふわで口の中に上品に溶けていきます。うーん、これはなかなか美味いですね!!ふんわり甘いタレの関東風よりもバリっと焼いた関西風が好きだったクマ吉でしたが、これは予想以上に好きな味!!タレは甘すぎず、塩辛すぎず、完全に主張しすぎない程度の味なので、純粋に鰻の味を楽しめるような味付けですね。甘いタレや濃いタレをご飯にたっぷりかけてガツガツ…ってのが好きな人には物足りないかもしれません。始めはあっさりどんどん食べられるのですが、半分くらい食べ進めていくと、あっさりながらしっかりと脂がのっているためお腹が膨れてきます!!そこでにおい消しという意味ではなく、味に変化を加えるために山椒を少々絡めて頂くとこれもまた美味ですね!!途中で通常の特上鰻を少しもらって頂いてみました。もちろんコチラでも十分美味しいのですが、肉厚さが大きく違うのと、ふっくらとろける感を比べると新仔の方が好きですね。新仔御前には、肝焼きとうな重の他にも肝吸いもついておりますので、かなり鰻を満喫できました!!一食4,900円ってかなり高いと思いますが、鰻好きな方なら一度食べてみてもいいかもしれませんね。ウナギってうどんと似ていて、その地域、個人の趣向によって意見は様々だと思いますが、「関東風のふんわりした焼き加減が好き」で「甘いタレをたっぷりのウナギはちょっと…」という方であれば好みは近いと思います。ご馳走様でした!