【妹失格】姉がわたしに「妹らしさ」を求めなくなって、わたしはやっと妹になれた。 | 旅館復活大作戦!!日本全国の旅館に、もっと元気になって欲しくて始めた ブログよ。

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布の力久磨衣(くまい)の安達美和です(^◇^)

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右がわたしの実の姉です。八月のおわり、箱根にて。

 

 

先月末に、姉とふたりで

箱根の旅館へ泊まりに行きました。

 

上の写真はその際に撮ったものです。

 

しかし、実はわたしはこの写真を見るだに、

不思議な気分になるんです

 

まさか、姉とこんな写真が撮れるようになるとは

夢にも思わなかったから

昔の自分が見たら驚くだろうなぁ

 

 

もしもこの世に「妹点」なる、

「妹らしさ」に点を付ける仕組みがあるとするなら、

わたしは完全に落第生でした

 

 

100点満点中、

7点くらいしか取れなかったのではと思います

 

 

そしてそれは、姉に「姉妹だから味わえる喜び」を

ほとんど味わわせてあげられなかったこととつながります

 

 

妹落第生のわたしは、

 

買い物は苦手だし、

恋の話題も好きじゃないし、

好きなミュージシャンの話もしないし、

 

「お姉ちゃん勉強教えて」

 

などと可愛いことを言うこともありませんでした

 

 

姉はお友達などの

よその姉妹をうらやましいと思っている節がありました

 

 

妹と買い物へ行ったり、オシャベリを楽しんだり

そういう、姉妹であれば当然味わえそうな喜び。

 

 

幼いころのわたしは、「ウォーリーをさがせ!」の「闇の国」

(ドラキュラとか魔女とかばっかり住んでる暗い国)

のページを1日中見つめている不気味な子供でしたし、

 

 

少し大きくなっても、

江戸川乱歩とか藤子不二雄Aとかばっかり読んでいて

相変わらず不気味街道を爆進していました

 

 

そんなわたしに業を煮やした姉が、

 

 

「今日こそは勘弁ならん、

好きなミュージシャンの話をするまで寝させん!」

 

 

と、長時間ベッド横に張り付いていたのは

懐かしい想い出です

 

 

必死の思いで、

 

 

「う、ウルフルズ……」

 

と声を振り絞ったことをよく覚えています

 

 

わたし達は決して仲は悪くなかったけれど、

どこかが決定的にすれ違っていた姉妹だった気がします

 

 

我々姉妹の関係性が大きく変わったのは、

姉の変化がきっかけでした

 

 

たしか、わたしが大学生になって、

姉とメールのやりとりをしていた時だったと思います

 

 

姉はふとこんなメールを送ってきました

 

 

「そうか、きみは買い物が好きじゃないんだもんね

じゃあ、美術館へ行こう。上野で妖怪の展示がやってるよ」

 

 

わたしはそれまで姉からの誘いを

いつもなんだかんだと断っていました

 

 

都会も買い物も苦手なんだ、

そもそも出かけるのも好きじゃないんだ

できればほっといてほしい、と。

 

 

でも、その時、姉がくれたメールを見た時、

初めて行ってみようかな、と思いました

 

 

それからです

姉と出かけるようになったのは

 

 

一体、今までの誘いと何が違ったのかと言うと、

わたしに「妹らしさ」を求めなくなったことです

 

 

姉はわたしを「妹」ではなく、

「安達美和」として見てくれるようになりました

 

 

買い物が苦手で、恋の話題も苦手で、

妖怪とか江戸川乱歩ばっかり好きな

そういう人間として見てくれるようになったんです

 

 

 

そうやって姉はわたしに歩み寄ってくれました

 

 

姉は東京のど真ん中でヨガインストラクターとして働いています。

 

 

今年の6月、なんとなく、

姉を誕生日旅行に連れて行こうと思い立ち、

連絡を取りました

 

 

姉は行き帰りのロマンスカーの中でも、

旅館にいる間も、

箱根の町を探索している時も、

 

 

非常にテンションが高く

とても喜んでくれました

 

 

(まぁ、箱根の町の探索はわたしが

「とりあえず東京へ戻りたい」とごねたせいで

ごく短い時間で終わってしまいましたが)

 

 

帰宅してから、姉がこんなLINEをくれました

 

 

 

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姉妹で旅行で行くなんて、
別にそこまでの贅沢じゃないと思うんです

 

 

それを、姉はこんなに喜んでいました

 

 

わたしは今まで、

良い妹ではなかったなぁと我ながらよく思います

 

 

でも、妹らしさを求められなくなったことで、

やっとわたしは妹になれました

 

 

わたしを妹にしてくれた姉に、

とても感謝です


 

 

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