こんにちは^ ^
30室以下の小さなお宿の付帯売上をガチョンと上げる
布の力久磨衣(くまい)の安達美和です(^◇^)
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布の力久磨衣(くまい)の安達美和です(^◇^)
初心者だけど民謡を歌うのが大好き!どうぞよろしく^^
19歳。初めてのアルバイトはマンツーマンの塾講師でした。ほんの7ヶ月の短い講師生活でしたが。写真は、この時代の苦い思い出をふり返り、「イーッ」となってるところです。
わたしがバイトしていた塾は、マンツーマンが基本でした。
もしくは講師ひとりに対して、生徒がふたりという体制。
生徒が「この先生に教えてほしい!」と指名する制度だったので、
もう、講師人気度が手に取るように分かる分かる、心をえぐるえぐる…
でも、こんなちんちくりんのわたしも、
何人かの生徒が指名をしてくれて教えていたんです。
(18、19才頃のわたしなんて、今以上にちんちくりん。
講師は白衣を着るきまりでしたが、我ながら似合ってなかった。
給食係?だれが給食係じゃ、ボケ―(^0^)
ある日、5年生の男の子の国語を教える機会がありました。
その時は、確か彼が指名している先生がお休みだったんだっけな…
簡単に言うと、代打だったんです。
普段教えている先生の方針もあるだろうし、
あんまりガンガンやるのもどうかしら・・・
よし、今日は彼と仲良しになっときましょ。
と、方針を決めることに。
少し問題を解いては休憩を入れ、
野球が好きだという彼に、
「どこのチームが好き?」
「ブルペンて、選手の名前じゃないんだね。
どこのチームにもいるから変な奴だと思ったよ」
「リーリーリーってカニみたいに歩くじゃん、あれ何やってんの?」
「盗塁って、反則じゃないの?」
「おー、知ってる知ってる、由伸ねー、
はいはい、うんうん、セカンドセカンドー(全然分かってない)」
みたいな、ゆるい授業をやっていました。
そしたら、驚いたことに指名がきたんです。
ちょっとたじろぎました。
え、え、なんで?
なんであの授業で指名きたの?
でも、指名されたからには成績を伸ばしませんと…!
前回みたいに
ブルペンだ、
由伸だ、
リーリーリーだ言ってられん!
と思って、初回から真剣にガンガンやっちゃった。
っていうのも、最初に彼の授業を受け持った時、
ちょっとマズイかも…と思うくらい成績が思わしくなかったから、
指名がきたからには確実に成績を上げるのだ!
と思ったのです。
そしたらね、
初回の授業終わった直後、指名外された。
うーわー・・・と思いましたよ。
もうどれだけわたしのこころをかき乱すの、彼。
なんか、
3日で結婚、成田で離婚、みたいなね。
その後、氏名を外された理由を、
風のウワサで聞きました。
「2回目の時は顔が怖かった」
だ、そうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^え^)?
これ、ビジネスに置き換えられるでしょ。
いや、もう、思い出すだに「イーッ」となって、
ビジネスに置き換えでもしなけりゃやってられないでしょ。
わたしが指名された理由は、「一緒にいて楽しかったから」
わたしという人間の印象が良かったんです、
それで好かれたの。
それが、真面目に仕事をしよう!と思った途端に、
「僕が求めてたのは君じゃない…」となった。
当時は、
「なんなんだよー、じゃあ、塾とか、来んなよなよッ!
別に泣いてなんかないんだからッ!」
って思ってましたが、
今は分かります。
彼の成績を上げたくてギラギラしていたわたしの般若のような顔は、
(誰もそこまで言ってない)
売りたくて売りたくてギラギラしている営業マンの顔と
同じだったんじゃないでしょうか。
去るよね、そりゃ、去るよ。
だからね、
初回のアプローチは大正解だったんです。
楽しくコミュニケーションを取って、
お互いのことを知って、
こころの距離が近くなって、
じゃあ、先生を指名します、と。
だから、ちゃんと実力のあるビジネスマンのあなた、
魅力的なお宿を運営しているあなたなら、
お客さまと楽しくコミュニケーションできる仕組みを考えた方が良い。
そしたらね、お客さまから選ばれます。
そうすれば、もう誰も、
「顔が怖い」などと言われて傷つかなくて済むわけです。
ええ、そうです。
ひとりでも多くのお宿の人たちが、
「顔が怖い」などと言われて、
お客さまとの良い関係を壊さぬよう、
わたしはそればかり願います。
・・・・・・・・・あなたに届け、この想い。