12日の殺人(映画)
うーん。
これ、すっきりしないです。
全部の真相を明らかにせよとまでは言わないけど、もう少し、「進展」を描けなかったのでしょうか。
テレビのドキュメンタリーだったらまだ許せるけれど、さすがに。。お金と時間、全部とは言わない、半分くらい、返して欲しいという気持ちになりました。
一月の声に歓びを刻め(映画)
オムニバス的な映画という理解で合っているのかな?
悲しみ、やるせなさ。理不尽。抱えていきていく人に寄り添った映画です。
うーん、カルーセル麻紀さんのと、前田敦子さんのとは、響き合っているし、いいなと思いましたが。
哀川翔さんのは、これ1本だけなら悪くないけれど、あとの2つとの共鳴という点ではどうなんだろう?
全体的に情報が限定された作りなので、「?」が残ったままになるのも、ちょっとだけ難しい気がしました。とはいえ、カルーセル麻紀さんの迫力は、一見の価値があります。
月(映画)
ずっと見ようと思っていたのに、なかなか機会が作れなくて。
ようやく。
ずっしりした映画です。
さとくん(磯村勇斗さん)のような思考に、とらわれないためにはどうすればいいのか。思考にとらわれた人に、どう向き合えば良いのか。
昌平さん(オダギリジョーさん)が、「救い」を象徴するようなキャラクター。
こういう人は、いろんな意味で、貴重で得がたい。
陽子さん(二階堂ふみさん)には、たくさん共感できる。こういう人、多いのかもしれない。
そして洋子さん(宮沢りえさん)。ひりひりするような、存在感でした。
こういうテーマを、忘れては(忘れたふりしていては)だめだよね。
見ておきたい、見ておくべき映画だと思いました。