オッペンハイマー(映画)
上映時間が長そうだったので、ちょっと二の足を踏んでいましたが、思い切って見に行って良かった。とてもとても見応えがありました。
巻き込まれ、巻き込んでいく、科学者たち。
こういう悲劇、何度繰り返すのか?
日本人こそ、見るべき映画かもしれません。
これとゴジラが、期せずして同時期に作られたことの意味を、かみしめたいですね。
中村仲蔵(舞台)
スピーディで分かりやすい芝居。
俳優陣の熱量が良いですね。
講談とか落語とかではおなじみですが、こういう形で舞台になると、新鮮です。
市原隼人さん、三味線、この芝居のために習ったとか。すごーい、よくぞここまで。
歌舞伎っぽいシーンは、もう一息さらにポップな方が、本物の歌舞伎と比べられる要素がない方が、良いかなとも思いましたが、楽しめました。
落下の解剖学(映画)
見応えありました。
言葉の応酬、物の見方の転換。
どこに寄り添って見るかですが。
最後は、少年の成長と覚悟がすべてを包むのかな。
いわゆる「真相解明」はされないので、そういうのがもやもやして苦手、という方にはおすすめできないかもです。
途中の、ヒロインの葛藤を追うところに醍醐味があります。きれいごとではなく、進んでいく感じ。