7月の科目試験が終わりました。
今回受験したのは、Eスク「近代日本と福澤諭吉 23」の一本だけでした。
同じ科目の受験生で、ブログに書いている方がいらっしゃいましたが、私も受験科目の記入時に「E 近代日本と福澤諭吉 23」の「23」を書かずに提出してしまいました。
大丈夫でしょうか・・・
さて、その試験問題。
予想通りの「書けない問題」が並んでいまして、そこから一問選択して答えなさいと。
広い試験範囲の中から、コレ出たら書ける自信ないなぁ〜と思っていた分野の設問ばかり。
(だったら尚の事、しっかり試験勉強しろよー)
しばし考え込んでいる間にも、周りからは書き進めるペンの音が。
(この音って、結構プレッシャーなんだよねー)
あ〜、困ったなぁ〜、でも、なにか書かねば〜。
と、なんとか頭の中の帳面を開き、苦し紛れの文章をひねり出して書き連ね、早々と退室してきたのでありました。
科目試験の後の帰り道は、いつもなんとも言えない気持ちが湧いてきます。
そしてまた、福澤先生の有り難いお言葉を思い出すのであります。
”ほんをよんで、はじめのほうをわするるは、そこなきおけに、みづをくみいるるがごとし。(中略)よんだところのおさらへをせずして、(中略)はらのそこにがくもんの、たまることはなかるべし。”
「ひゞのをしへ」『福澤諭吉選集』3巻、岩波書店、1980年、pp,34
ははーっ。
本当に、おっしゃるとおりでございます。(涙)