平成26年11月7日（金） 第1380回 経営者モーニングセミナー
時間：ＡＭ６：００～７：００
会場：ホテルガーデンパレス 2階 NISHIKI
（熊谷市佐谷田3248 ＴＥＬ048-525-7777 ）
テーマ：「倫理と経営」
税理士法人 武蔵経営 代表社員
熊谷市倫理法人会 副会長
龍前 篤司 氏
ドラッカーは、
｢事業の目的は利益ではない、顧客の創造である｣と言っています。
顧客の創造とは何かというと、
世のため、人のために尽くす、ということであります。
顧客の創造を通して、世の中を豊かにする。
顧客の創造を通して、働く喜び、生産する喜びを得てもらう。
そしてこのことを通して、「人を生かす」ことがマネジメントです。
実はこのようなことが、万人幸福の栞にも書いてありました。
今、日本の企業がどんどんダメになっています。
魅力的な企業は本当に少なくなってしまいました。
それは顧客の創造ができていないからであります。
利益を追求するあまり、将来への投資をしていません。
「出せば入る」という言葉がありますが、
将来への投資をしなければ入ってくるものはありません。
コストカットは企業の未来を奪います。
心構えを知識で武装する必要があります。
マーケティングとイノベーションが欠けていては
「売上逓減の原則」が働きます。
経営者にとって、何よりも重要な資源は、時間である、
とドラッカーはいっています。
万人幸福の栞の
「今日は最良の一日、今は無二の好機」
「気が付いたら、すぐする」
というところも言っていることは同じであります。
「得るは捨つるにあり」
これは、イノベーションの原則であります。
成果を上げるものは、
新しい活動を始める前に、古い活動を捨てることが必要です。
ドラッカーが言っていることと、万人幸福の栞、
言い方は違いますが、真意はほぼ共通しています。
入会した当時は龍前副会長自身、半信半疑だった万人幸福の栞。
しかし、尊敬するドラッカーの考え方と万人幸福の栞、17箇条はほぼ同じことを
言っていることに気づいたという。
モーニングセミナーに初めて来られた方が多かったこの日、
とても興味深い講話だったように思います。
本日の出席者 26社 30名
文責:押田 大助（株式会社 中央園芸）
会長挨拶
山一造園株式会社 代表取締役
酒井亨介 会長
本日の栞の輪読は「反始慎終」でした。
倫理法人会では仕事を始める前の企業朝礼をすすめております。
私の仕事は、朝が早いので、朝礼をやらない日もあります。
そういった日は、どことなく現場間の連携がうまくいかなかったりします。
そういう時に朝礼の重要さを実感します。
文責:栗原 孝幸（株式会社 武州養蜂園）
今後ともよろしくお願いいたします。
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本日は「かごはら自動車学校」様の入会式を行います。