【医師が教える】モルヒネ、オキシコドン、トラマドール、フェンタニル…「医療用麻薬」どんなもの? | くまがい鍼灸院のブログ

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2024年6月15日 より。

 

人はなぜ病気になるのか?、ヒポクラテスとがん、奇跡の薬は化学兵器から生まれた、医療ドラマでは描かれない手術のリアル、医学は弱くて儚い人体を支える…。外科医けいゆうとして、ブログ累計1000万PV超、X(twitter)で約10万人のフォロワーを持つ著者(@keiyou30)が、医学の歴史、人が病気になるしくみ、人体の驚異のメカニズム、薬やワクチンの発見をめぐるエピソード、人類を脅かす病との戦い、古代から凄まじい進歩を遂げた手術の歴史などを紹介する『すばらしい医学』が発刊された。池谷裕二氏(東京大学薬学部教授、脳研究者)「気づけば読みふけってしまった。“よく知っていたはずの自分の体について実は何も知らなかった”という番狂わせに快感神経が刺激されまくるから」と絶賛されたその内容の一部を紹介します。

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医療用麻薬のさまざまな用途
 モルヒネは、脳や脊髄などの神経系に作用し、痛みの情報伝達を抑制することで鎮痛作用を発揮すると考えられている。こうした作用を持つ物質を、今では「オピオイド」と総称する。
 アヘンの英語「opium」と、「~のようなもの」を意味する接尾辞「-oid」から、「アヘンのような物質」を意味する言葉としてつくられた単語だ。
 モルヒネ以外にも、これまでオキシコドン、トラマドール、フェンタニルなどさまざまなオピオイドがつくられ、医薬品として活躍している。
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 医療現場では一般に「医療用麻薬」とも呼ばれ、特にがんによる痛み(がん性疼痛)に使われることが多い。 医療用麻薬については、「中毒になるのではないか」といった懸念を抱く人が多いのだが、適切に使用すれば依存性の心配はない。
 むしろ、飲み薬、貼り薬、坐薬、注射薬など用途に応じてさまざまな剤形があるため、非常に利便性の高い痛み止めといえる。
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 また、特にモルヒネは、ドラマや小説などの偏ったイメージがあるためか、「がんの終末期に用いる薬だ」と考える人が多いが、これも正しいとはいえない。
 がん性疼痛のコントロールは、がんの治療を行うすべての人に対して必要だ。したがって、必要に応じて早い段階から医療用麻薬を使用することも多い。痛み止めを上手に使い、病気による生活の質の低下を防ぐことは非常に大切だ。

 

 

 

 

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医療用麻薬は、中毒性、依存性が高いものだと間違えて認識していた。

そうではないと、今考えを改めた。

常に好奇心を持って、新しい情報を取り入れるか。

私が最も大切にしていること。