NHK 健康チャンネル
2024年3月8日 より。
解説いただいた専門家
国際医療福祉大学 教授
正岡 建洋(まさおか・たつひろ)
過敏性腸症候群とは
過敏性腸症候群は、内視鏡などの検査をしても大腸に異常が見つからないのにも関わらず、腹痛を伴う下痢や便秘が繰り返し起こる病気です。症状が週に1日以上起こり、それが3か月以上続くと、この病気と考えられます。男性では下痢型、女性では便秘型が多いですが、両方を繰り返す混合型もあります。特に下痢が繰り返し起こると、仕事や学校など日常生活に大きな支障をきたしかねません。
ケーススタディ 30歳・会社員 Aさん
Aさんは、大事な商談の最中、緊張すると腹痛が起き、トイレに行くために中座することがよくあります。
通勤のために電車に乗るときも、いつ下痢に襲われるか不安で仕方ありません。すぐにトイレに行けるよう、各駅停車にしか乗れません。
途中にある駅のトイレの位置は、すべて頭に入っていますが、何度も電車を降りてトイレに行くため、会社に遅刻してしまうこともあります。
ストレスと下痢・便秘の関係
脳と腸は密接な関係にあります。脳がストレスを感じると、その信号が神経によって腸に伝えられます。
大腸では水分が吸収されますが、腸が過剰に動き過ぎると、水分を吸収する前に便が通過し、下痢になってしまいます。
逆に腸の動きが悪くなると、便を排泄できず、便秘になってしまいます。
過敏性腸症候群の治療
生活習慣の改善
食事の注意
積極的にとりたい食品
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私も積極的に食べているヨーグルト。
腸内環境を整えるのに最適かと。
玄米食も私に合っているみたい。