マニッシュ先生の記事をシェアします。

 

(左がマニッシュ先生 右はアモダ)

 

占いに来るお客さんの多くは、
「いつ素敵な恋人と出会うか」
「やりがいのある仕事は何か」
「どうしたらお金に困らなくてすむか」
「人間関係でモメなくていい方法は」…。
などなど、幸せになりたいという
『欲望』を持って来られます。

 

ところが、
いざ恋人をゲットして結婚しても
とんでもない不誠実な相手だったり、
いい会社と思って入ったところが、
ノルマのきついブラック企業だったり、
お金は入ったものの
ショッピングや遊びに使い、
いつも金欠状態、
転職しても毎回、苦手な人が
目の前に現れる……等々、
このような話はよく聞かれます。

 

何がおかしいのでしょう。
「幸せを求める欲望」は
いけないのでしょうか。

 

もっとも『欲望』にはキリがありません。
美女美男のパートナー、
巨万の富、バリバリ働ける環境と仲間、
自慢は家、別荘、車、
ヨット、コレクション…
まるでドラマの世界のようですが、
そこの登場人物は皆、
皆、疑り深く、自分勝手で、
思いやりがありません。
『欲望』をふくらませる人たちです。
「もっとくれ〜」という不足顔を
しています。

 

 

 

一方、男女問わず、たまに
キリっとした方が来られます。
自分の方向性が明確で、
確認のために来るのです。

 

欲望に気づきつつ、
今ある状態、
親や縁ある人びと、
地球の自然に敏感…。
切迫感も悲壮感もなく、満足顔。
「ありがたい」という
感謝あふれる人たちです。

 

 

OSHO流に言うと、
『欲望』次元はマインドに属し、
『感謝』次元はハートに属します。

 

 

しかし、ご利益を願って、
欲望マインドで、感謝すると、
いわゆる不幸現象がやってくると
とたんに怒りモードになります。

 

かつて「ありがとう、ありがとう」
と言いながらトイレ掃除をしても
金運が上がらなかったという人が
いましたが、その方は
いつも不平不満をもらす
怒り顔の人でした。

 

この『感謝』の次元に立つと、
恋人がどうのこうの、
仕事や金や人間関係が
どうのこうの、
という不満の葛藤から抜け出せます。

 

 

運勢が良い悪いを超越します。

実はこれが真の開運、
魂の願いなのではないでしょうか。

 

 

これから、
物質から精神の時代に
移行すると言われ、
物質は精神で創られているとも
言われています。

 

 

人間自体も、半霊半物質になるとも。

そのとき、
感謝の質はなくては
ならないものとなるでしょう。

 

 

年末、京都あわたまさんで
今年、最後の
ワークショップを開催します。
題して『マニッシュのスピリチュアル寺子屋・禅タロット』

 

 

 

タイトルに「スピリチュアル」と
ありますが、霊感を磨くとか、
超能力をつけるとかの
意味ではありません。

 

本来、誰にでもある
「直感、仏性、良心、ハート、
チャクラ」に働きかけるクラスです。

 

 

 

白隠さんの歌にこうあります。
「衆生、本来、仏なり」
煩悩多き我々の身体も
そのまま、
仏の身体である、と。

 

 

OSHOも七つの身体について、
この肉体から宇宙と繋がる
コズミック体まで語っています。

 

 

なので、クラスでは
禅タロットや数秘を用い、
「本来の仏」をリーディング、
チャクラ・ジベリッシュ瞑想や
言霊の発声などで、「身体の霊性」を
探ります。

 

 

メニューさまざまに
今年を締めくくります。

 

 

 

 

こんな方におすすめ
『欲望』と『感謝』の記事にピンと来た方
禅タロットに興味ある方
OSHOに関心のある方
自分自身の本質を探りたい方

また、禅タロット鑑定も行います。

 

 

詳しくはこちら。

https://www.facebook.com/events/2238014619796111/

 

 

 

カード解説
 

ネオ・タロット(現トランスフォーメーションカード)より

 

『欲望』のカードはスーフィー の皇帝と乞食の物語。ある時、皇帝が乞食に何か欲しいものを問うたところ、乞食は椀を差し出し「この乞食椀を何かで満たすことはできるかね」と答えた。皇帝は大臣の一人を呼んで、椀を金でいっぱいに満たした。だがすぐにそれは消えた。また金銀、財宝の類いを入れたがそれも消えた。乞食は過去世で皇帝のマスターだった。皇帝の問いに乞食はこう答えた。

「この乞食椀は人間のマインドでできている。秘密は何もない…人間の欲望でできているだけだ。

 

 

 

 

『感謝』のカードは禅の尼僧、連月の物語。年老いた蓮月は巡礼の旅をしていた。ある村で一夜の 宿を求めたが、村人たちに手荒く断られ、村から追い出されてしまった。蓮月は桜の樹の下に休むしかなかったが、寒くてよく眠れなかった。

 

 

「彼女は夜中に目が覚めた…
とても寒かった…
そして春の夜の夜空に、
満開になった桜の花が
おぼろ月に向かって
笑っているのを見た。
その美しさに圧倒されて、

 

彼女は浮き上がり、
村の方角に向かってお辞儀をした。

非常に感謝して、彼女は自分の
宿泊を断った人達に礼を言った。

 

さもなければ、彼女は普通の屋根の下に
寝ていて、この祝福を…
この桜の花、おぼろ月とのささやきあい、
そして夜の沈黙、夜のこの完全な沈黙を
逃していたことだろう。

 

彼女は怒っていない。
彼女はそれを受け容れる。
それを受け入れるだけでなく、
それを喜んで迎え入れる。
彼女は感謝を感じる。

 

生は途方もない。そして毎瞬、それは
あなたはの千と一つの贈り物を
持って行ってくる。

 

だがあなたは欲しがっている自分の
マインドで非常に忙しく、
心を奪われているために、
自分の考えでマインドで 
あまりにもいっぱいになっているために、
その贈り物を全て拒否する。

 

神はやってくる…
あなたを拒絶し続けている。

 

生がもたらす全てを
感謝を持って受け容れる瞬間、
人はひとりの覚者になる」

 

 

前回ご出演で大人気!

あわたま占い館マニッシュ祭レポート

 

 

マニッシュ先生のブログ

https://ameblo.jp/swmanish/entry-12409099612.html