鈴木さんのお金の話のつづきだよ〜✨

鈴木さんのお金の話①ビットコイン

 

ビットコインについて その2 

 

『ナカモトサトシ』は何故、ビットコインを作ろうと思ったのか?

 

 単にネット上の仲間内で簡単に決済できるツールが欲しかった。

 もしくは筋金入りのアナキスト(無政府主義者)で政府が管理する法定通貨と決別(国家権力に従わない)したかったからだろうと、どちらかというと後者の方だろうと思ってるんですが(笑 

 

 どっちにしてもスゴイのは現在のお金とはなにか?を良く分析して『P2Pによる電子決済システム』を設計しているということで、コンピューターエンジニアだけでなく経済学や社会学にも明るいと思われます。 

 

 普通は金本位制から管理通貨制度に変わった今でも

一万円札自体にそれに見合う価値がある(と思っている。具体的にいえば何かのときに一万円札を発行元の国に持って行けば金なり米なりに責任持って交換してくれると思っている。それが国が認める法定通貨だと思っていて。 

 

 そんなことないんですよ。一万円札を役所に持っても「そんなお金があるんなら滞納している年金を払ってください」と言われるのがオチですから。 

 

 

 『お金』から『通貨』に呼び方が変わってしまったんでちょっと補足 

 

 お金のことを通貨と言ったり貨幣と言ったりしますが、

通貨とは『ある地域(または国)で通用する貨幣である』と定義されているそうです。

 

 円は日本では通貨ですが

 ユーロ圏では貨幣ではあるが通貨ではない。みたいな感じ 

 

 

 

 

 

補足のついでに余談ですが、 

 

日銀の黒田総裁は、

通貨の要件として、

広く一般的な支払いへの利用や価値の安定、

決済の安全性の保証などが不可欠だと前置きし、

 

「現時点では少なくともそうした性質を備えず、

一般的な利用性はないと思う」との認識を示したそうですが、政府は去年からマイニングで得たビットコインや売買で得た利益などについて課税すると言い出して、どおなってんだ!!みたいな感じですが、

 

  通貨の定義については、ある経済学者(名前を忘れた)は、 『ある人が通貨として渡したものを

相手が通貨として受け取れば

それは通貨であると定義できる』

と言ってます。

 

つまりでもでもでも電子データでも。あるいはでも

相手が通貨として受け取れば、それは通貨ということです。 

 

 

ビットコインのように、ネット上の一部の人が利用するものであっても双方が通貨として認識していればまぎれもない通貨です。 

 

アフリカのどこかの部族が売買に使うツールは、その部族にとっては通貨だけど日本では通用しない。だけどその部族の貨幣であることはまぎれもない事実であるのと同じことです。

 

 

仮想(ヴァーチャル)現実(リアル)

電子データかというのは、

それが通貨であるかないかとは関係ないのです。 

 

 

 

 

 

まいったなぁ… 終わらない 終わらないついでに、次回は 『ビットコインとクレジットカードや電子マネーの違いについて』 か、いっそ 『お金の成り立ちについて』 か、そのへん、あるいは 『お金の価値についてもう少し掘り下げる』 かも いずれにせよ、 つづく