ありがたいことに

ここ数年は

「9月は忙しい」が

定着しており

今まさに渦中です。

一日一日タスクをこなす日々なのですが

「よーし明日からの怒涛に備えて遊ぶぞ」

とばかりに

8月31日に観た映画、

一本目はコチラ




「シェアード・ユニバース」
世界観の共有ということで
数年前の大ヒットドラマの
キャストもそのまま出ている、
というだけで
そのドラマのファンも取り込める
という手法。
実際「MIU404」は私も好きでした。
(ちゃんとテレビで観たドラマって
あれが最後か・・・?)
ちょっとだけかな、と思ったら
結構出ていて嬉しかったです(笑)。
映画本編は
「なんか色々完璧な娯楽映画」
豪華な出演陣と豊潤(そう)な予算の中に
硬軟・喜怒・哀楽・社会問題
キレーに収まってました。
故に文句無く面白かったです。
観て損は無い、
けど大きな得も無いかも、ですね。
これだけ大規模なのだから
制作陣の苦労にも想いを馳せるので
完璧なモノほど
インパクトも薄れる、というのは
悲しい法則だなあ、と
日々掃除をしていて感じます。
常に綺麗なモノを
誰も評価しないのです
当たり前になっちゃって。
「当たり前」を維持する事が
どれだけ大変か。
気付いている人はあまり居ません。


大きな娯楽映画専門シアターから
小規模劇場に移動しての
二本目はコチラ



大規模映画を観てから

こういう

「日常系」を拝見すると

エンドロールのボリュームの差にも

愕然とします。

そう

淡々とした「日常」を

むしろ懸命に守ろうとする女性の話。

「普通」を維持する事が如何に大変か、

という話に

奇しくも戻ってしまいました。

下手をすれば

劇中の夫の言葉を引用するならば

「お前と居ても楽しくない」

になる訳です。

こんなに頑張ってるのに。

セイカツノタメニガンバッテイルノニ。

アナタノタメニガンバッテイルノニ。

対象者にとっては

表裏一体

乱暴にも豹変するのでした。

「美しい普通の日常」

が意外と簡単に崩れていく様、

これこそが恐怖です

人間の深層が一番怖い。

ラストの

清々しい表情が救いでした。

そうか

一回全部壊すのもアリか(笑)。






ここ数ヶ月

映画デートの帰りは

大阪駅ビル地下の

飲み屋街。

安くて美味しくて楽しい会話、

これがワタシの

美しき息抜き。



の後は

怒涛の日常、

9月を乗り切ったら

10月からは

新しい

「お勉強」プロジェクトを

始めます。

楽しみだ。