引き出されたお神輿は、木本のまちを走り出します。
木本祭りの大きな特徴として六法(方)行列があります。
子供達の隈取りがなんとも不気味で怖かった思い出があります。
今は、ユニークで面白いのですが・・・・。
六法(方)行列はゆっくりと進みます。
よいや
力強く神輿を持ち上げます。中では子供達4人が太鼓を叩き、音頭を作ります。
高く持ち上げる時の掛け声が「よいや」です。
駆け抜ける御神輿は迫力があります。
ご祝儀を用意してくれている家の前に止まり、伊勢音頭をみんなで歌い、神輿に日本酒をかけます。
稲荷神社に午後2時ごろに御神輿は収められますが、午後3時には浜担ぎで、海水で神輿を清めに向かいます。
もともと、もっと夕暮れにおこなわれていたのを記憶しています。
それと、途中で神輿をおろしながら、かなり長い時間をかけて波打ち際まで運び、清めていましたが、今は約1時間で戻ります。
浜担ぎ
今回も堤防の上から見ようとすると人たちは、降りるように促されました。
かなり優しい言葉になりましたが、ちょっと前までは怒鳴られ叱られました。
要は、神様を見下ろすな、ということです。
昔は、家の2階から見ていたりすると大変なことになったと聞きました。
ご時世で強くは言えなくなったとしても、大切な風習や神事をきちんと継承していくのは大切なことです。
堤防の狭い入り口を潜って担ぎ上げてきたところです。
ここからまた町中を進みます。
最初から最後までを見届けたことがないぐらいに長い時間かけて行われるのが木本祭り。
体力のあるうちに、一度通しで撮影してみたいものです。
















