もともとは、花の窟秋季例大祭の10月2日におこなわれていましたが、現在は祭り後の日曜日におこなわれています。
花ぐるまに七里御浜海岸で拾った白石を奉納するのですが、有馬町立石から花の窟までの旧国道の道を園児が花車を引きながら進みます。
途中、何ヶ所かで餅まきがおこなわれるので、ずっとついて歩く人、近くだけで餅をひらう人などで賑わいます。
10月1日の宵宮では、この花車を大人が引いて、有馬地区を周り、餅まきをおこなっていましたが、宵宮は今はおこなわれていません。
このブログのどこかに宵宮の様子が書かれていると思います。
いつか復活するといいですね。
10月2日（木）午前１０時からおこなわれた花の窟秋季例大祭。
新しいお綱がかけられました。
今年は、お綱かけ神事の間に元宮城野部屋力士による奉納四股と世界的ダンスアーティストのケント・モリさんによる奉納の舞がおこなわれました。
元宮城野部屋力士による奉納四股
元宮城野部屋力士による奉納四股
８回、四股をおこないました。
世界的ダンスアーティストのケント・モリさんによる奉納の舞
マイケルジャクソンやマドンナが取り合ったダンサーのようです。
その後、お綱が大勢の人に引かれ、国道４２号を通行止めにして七里御浜海岸へ引き出されます。（最初の写真）
どなたでも参加できます。
ルールは一つ、絶対にお綱をまたがない！
踏むなどもダメです。
氏子さんの指示に従ってゆっくりと進みます。
お綱が無事にかけられると神事が始まります。
地元小学５年生の舞姫による
浦安の舞の奉納
こちらは豊栄の舞
日本書記に「 一書曰伊弉冉尊火神（いざなみのみこと)を生み給う時に灼(や)かれて神退去(さり） ましぬ 故(か)れ紀伊国 熊野の有馬村に葬（かく）しまつる 土俗(くにびと）此神の魂(みたま）を祭るには 花の時に花を以って祭る 又鼓 吹幡旗(つづみふえはた)を用て歌い舞いて祭る」とあり、花を持って舞うこの姿が花の窟の舞姫らしく見えます。
今年の10月2日もお天気に恵まれ、無事神事が終わりました。
何度か足を運び、やっと夕日が差し込むシーンに出会えました。
丸山千枚田の彼岸花も終盤で、そろそろ終わりとなっていきます。
今年の丸山千枚田での彼岸花撮影は終わりです。
来年はどんな感じで咲いて、どんなお天気で撮影できるかな。
それも楽しみの一つです。
