日本人の性格と配慮とは....町田ゼルビアの監督会見と反響 | ロメロの言いたい放題

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このブログがバズらないとは….少し期待外れだったので「解り易く」書き直しました。自分の文章力なのか?国語力なのか?少し遠回しに書き過ぎました。

サッカーファンが、「町田ゼルビアのサッカーが嫌いだ」という理由は…..黒田監督の配慮、対戦相手への「リスペクト」です。日本人の環境から生まれた習性だが、これが日本人の心に最も影響を与えてる部分なのかも知れない。

町田ゼルビアもJ1リーグを一戦一戦勝ち点を奪う為に全力で相手選手にプレッシャを掛け、ある時はファールすれすれのプレイが行き過ぎて、相手選手を削り倒して病院送るにした選手は居ないのだろうか?多分、一人や二人ではないだろう。その様な選手は、試合に出れなくなるだけではなく「出場給を失う」ことを忘れてはならない。

青森山田高校時代は、勝つ事が目的だから勢いやパワーで相手チームを薙ぎ倒してきた。

 

日本人は、“穢れ(けがれ)”を払う時に神社に行きます。私も試合の時には、神棚に手を合わせて試合に行きます。これは、勝利する為の御祈りだけではなく、今まで対戦して来た相手への配慮、そして試合で傷つけてしまった選手への謝罪の気持ちとリスペクトです。これが神社へ行きおこなう“お祓い(おはらい)”です。

「物理的には掃除や手洗い。心理的にはお祓い。きれいにしておくと安心できる。きれいにしておかないと不安で、不潔を好む邪霊が寄りついてきて、何事もうまくいかない気がする」、そんな心理が日本人にはあります。

試合後の会見で黒田監督は、自チームの選手を守る名目で負傷者が続出した事実に言及したが…筑波大学側のプレーマナーに苦言を呈した。

しかし、筑波大学のマナー違反やリスペクトしないチームカラーも認められたものではないが、筑波大学はチェレンジャーです。

今年、町田ゼルビアのJ1リーグで魅せたチャレンジャー精神のプレイを、そのままブーメランのように跳ね返ってきた。町田も筑波大学と同じように「ファールスレスレ」の球際の攻防をみせ、J1リーグで結果を出してきたのです。その逆パターンとして、負傷者続出ではないだろうか?

昔、東京ヴェルディのGMが言っていました。この東京という街は、普通のことをしていてもサポーター(お客さん)は、喜ばないし、観客は入らないんだよ。どうすればいいんですか?お客さんを魅了するようなプレイや戦術が必要なんだ。そんなことを考えてチーム編成しているんですか?って話したことを思いだします。

黒田監督は、選手を守るためにコメントしてますが、「球際」「競り合い」で激しくボールを奪いに行くことを要求していますが、大切なことは「ファール」をせずにボールを奪うことです。ファールしてしまったら素直に謝る。また、指導者として「ボール奪い方」を教えてないのではないでしょうか?そこが、黒田監督には「欠けてる部分」だし、配慮が足り部分です。

大事なことは、選手が「怪我をしない」「怪我をさせない」ことです。だから普段から配慮をしたプレイの見極めをしながらチーム作りをしていかなければならないことが大事なことです。

ここまで反響が広がれば、心配されるのが選手個々のメンタル面です。ハイプレスを信条とするチームスタイルが時に選手を脅かすファウルを招くことから”危険なプレイ”と批判する声もあるなか、そうした厳しい目を選手たちは行かないように配慮しなければならない。

こうした状況下に置かれた選手たちは複雑な思いで「横浜FM 戦」までの3日間を過ごしていたと思います。

そんな町田ゼルビアは、チーム間で横浜FM戦前に改めてチームで意思統一を図った。

「試合前に昌子が『世間に騒がれてここで行かなくなったら俺たちじゃないし、そんなプレイじゃ勝てないぞ』って皆に鼓舞した。」

もちろん、選手達もファウルするためにプレイしているわけじゃなくて、ボールを奪うために厳しく行っている訳で、そこを昌子はチームの意思としてプレイしている事を「意思統一」して試合に入った。

試合後、凱歌があがった日産スタジアムのアウェースタンドは、会心の勝利に沸いた。

神社には必ず手洗い場が設けられ、手や口、過去のいざこざについて、とやかく言うことをやめ、無かったことにする。その事を「水に流す」という言葉を使うが、今の町田ゼルビアの選手は、そんな思いを背負い込んで、選手個々がプレイしていることを黒田監督が気付かなければならない。

黒田監督は「少しマスク」をしておいた方がいいのではないか?その様に思います。