シングルカット版【★小説★「ミトのねがい」☆プレザントイ/第2号】 | ベア吉のおもちゃトーク♪シーズン6 ~いいねはベア吉を救う~

シングルカット版【★小説★「ミトのねがい」☆プレザントイ/第2号】

 
機能は昨日は朝から風ささ…風があって、出かけたけど風で前に
進めパイレ―…進めなくなったりもして…夕方には雪が
ちらほらひれはれ…ちらちらしだし…(進まんやんかムキー)
夜にはとうとう雨…雪が降り出し麻痺した。(誤字は直せよ。)
 
ボキの住む町は山と海に囲まれてるので
山間部に雪…津波…どっちも危なかったりもします。キョロキョロ
 
まあこんな程度ですけどね…

朝は当然でもないけど雪はそこそこ積もり…
それを伝えようとタイマー投稿していたこの記事に付け足しました。
 
北陸の方や北海道の方は珍しくないですが我が県は振って積もっても
夕方には解けるので珍しいのです。にっこり
 
当然でもないけど、朝…こうしてやりました。

本当に北陸の方や北海道の方には「なんじゃそれ、わいらもっとでけえの作れるべ」
でしょうが…昼には解けるので急いで作りました。

雪以外は紙です。ニヤニヤ

まあ見せる程のクオリティーでもないけど…そんな感じです。

 

 

 

そして夕方

 

 

儚い…

 

解けて行く経過も見てなくて…

夕方はまだ寒くてこんな完全に解けるとは思わず…

 

まさか…あの人が…

昨日話したばかりなのに…

 

大事なら目を離すな…

 

いかん、病む!

 

今日はこの事を書きたかったので付け加えました。スター

 

では今日の記事スタートです。

 

 

この記事は2024年1月3日に発行したプレザントイ2号」の付録付き版

付録だった記事です。

こちらを掲載用に先に書きましたが、プレゼントイの小説はタイムスリッ

関連の話にしているのでこちらに差し替えました。

※こちらは登場人物名や設定は同じで物語が違います。

書き手として、こちらの方が気に入っているので付録で終わらせるのは勿体

ので、正式公開にて読んで欲しいので…シングルカットしました。

ラストをシングルカット用に書き足しています。

 

こちらはシングルカットですのでコメント出来ますので、何かあれば

コメントしていただいてもOKです。

 

☆小説☆

 

これは付録用オリジナルです。

名曲から生まれたオリジナルストーリーです。

 

 小説  ミトのねがい 

 

年末…

テレビコマーシャルや街は師走モードでセールやら、おせちやらの宣伝で

もちきりになっていた。

 

小さい鉄工会社の事務員をしている俺、荻野正光(38)は病気で力仕事が出

来ず事務員として雇われたのだが、鉄まみれで働いて工場から帰って来る

従業員を横目に少し引け目を感じていた。

 

12月28日…

今年の仕事を終えた俺は、今時珍しい月末給料手渡しの会社で社長の久保

田萬月(66)から給料袋を貰い今年のお礼を言い、会社を出た。

 

その足で街に入り餅など正月の食材を買おうとした。

今日は大きなスーパーで買うかなと遠めのショッピングモールに行った。

その食品売り場で食材を物色していると…

「荻野くん?」

と言う声がしてふり向くとそこには見た事ある女性が居たが誰かが分から

なかった。

「忘れた?マキだよ、高校の同級の…」

それを聞いた俺は、その女性の面影で高校生の時仲良くしていたクラスメ

イトだと思い出した。

「ああ、マキか!久しぶりだな!元気だったか?」

マキは藤田真紀と言う名前でよく話はしていたが、特に恋愛感情もない同

級生だった。

その後…買い物を早めに済ませ、近くの公園に行き話をした。

マキとは結婚して子供も3人いるなど色々話し…俺もそこそこの自分の人生

を話した。

お互い年末の騒がしさの中の懐かしいひとコマだと思いその場で別れようと

したその時…

「あれ?マキと正光じゃないか?2人そろってどうした?」

と言う声にふり向くとそこには同級生の新崎真守が居た。

その後俺らは近くの喫茶店に場所を移し、話す事にした。

 

喫茶店では高校時代の他愛のない事を話し懐かしく楽しんだ。

ふとマキがこう言った。

「ミトってどこ行ったんだろうね?七夕祭りの日以来いなくなったよね?」

その言葉に俺は言葉を失った。

ミトは小川ミトと言って、同じ仲良し仲間の友人で、あの…高校3年の七夕

祭りの翌日から学校に来なくなったのだ。

その時俺は過去の記憶が蘇った。

 

あの日…七夕祭りの日にミトに呼び出され指定された河原に行った俺は誰か

と言い合いしてるミトを見た。

それをよく見ると…その誰かは新崎で、かなり言い合いし新崎はミトを川の

中に連れ出し、ミトの頭を押さえ…微かに聞こえるミトの悲鳴と共に嫌がる

ミトの頭を川の中に何度も突っ込んでいた。

すぐに助けようとした俺だったが、ミトが動かなくなったのを見て…まだ若

かった俺は怖くなり…その場から去った。

 

翌朝、ミトは学校に来ず…新崎も普通にクラスメイトと話していてあれは夢

だったのか?と思った。

それからミトは学校には来ずのまま、担任の先生も何も言わずで…その後の

ミトがどうなったのかも分からず俺らは卒業した。

 

「ミトはね、あの時会いたい人が七夕祭りに来るからって…多分告られるか

ら…って楽しみにしてたんだよね。」

そう言うマキの言葉に俺の頭は混乱した。

『告る?俺は呼び出されだけで…だとすると新崎が…』

その時、顔を真っ青にした新崎がこう言った。

「俺…見たんだ…あの日…お前とミトを…あの河原で…川の中に…」

「えっ?」

「お前とは親友だと思って…言い出せなかったんだ…まさかお前がミトを…」

「は?お前だろうが!ミトを殺したのは!」

「えっ?荻野くんがミトを?」

「お前だろうが!ミトを川の中に何度も…」

「ええ?新崎くんもミトを?どうなってるの?」

 

どうやら…俺も新崎もあの日…ミトに呼び出され…互いがミトに暴力をしてい

るのを見て…その場から逃げて言えずに今まで黙っていたのだ。

「あの子…本当に嬉しそうにしてたんだよ…会えない期間が長かったけど、や

っと再会して…プロポーズされそう…って…」

「じゃあ…あそこに居たのはいったい…?」

「俺でも荻野でもない…でも確かにミトは俺を誘ったぞ…あそこに来てと…」

「俺もだ…」

「助けを呼んだって事?何故?ねえ何故ミトは…」

 

このタイミングで主題歌的なこの曲をどうぞお聞きになっておくんなせえ…

 

年が明け…

鉄工所から軽トラが出て…その軽トラはとある受付が無人のビジネスホテルの駐

車場に入った。

そこで汚れた作業服からスーツに着替えたのは久保田萬月だった。

その後…高級車がそのビジネスホテルから出てとあるマンションに向かった。

 

久保田がそのマンションに着いた頃、辺りは雷が鳴り暗かった。

そして30階にある自宅マンションに入り、真っ暗の部屋に入った久保田は目の前

の光景におののいた。

雷が鳴る中…そこには顔を長い髪で覆った女が拳銃を構え…久保田にこう言った。

「あの七夕の日に…帰ろうよ…」

 

数日後…

刑事の河崎と清水は久保田を追っていた。

「小川ミトはどこだ久保田!」

「32年前…お前が連れ去って監禁した事は分かっているんだ!諦めろ久保田!」

それを聞いた久保田は、海が見える高い場所にある公園の手すりに追い込まれた今

の状況を察知し…もう逃げられないと思い…

「ミトの方から俺に…すべてミトが…」

と言い残しそこから飛び降りた…。

河崎と清水は手すりから覗き…久保田の死体を確認した…。

「やり直す選択は…出来ないのか…」

「命って何でしょうね…」

 

それから数年が立ち…ある女性は高級ブランドの服を身にまとい街をあるいていた…。

それを見た清水は…

「あの女です」

と河崎に促し…河崎はこう言った。

「久保田から得た金で一生暮らす気なのか…そんなに金を持っていたのか久保田は…」

「久保田が起こした事だが…これはこの女の詐欺でもあるからな…」

そして河崎と清水はその女性の元に行き…警察手帳と令嬢を見せこう言った。

「小川ミトさんですね?詐欺の容儀で逮捕します…。」

「上手く利用しましたね…久保田を…」

それを聞いた女性は薄気味悪い笑みを浮かべた…。

「私は本気でしたの…最初から最後まで…」

 

おわり

 

主人公/荻野正光(38)

荻野の同級生/藤田真紀(マキ/38)

荻野の同級生/新崎真守(38)

荻野の同級生/小川ミト(ミト/38)

荻野が務める会社の社長/久保田萬月(66)

 

ゲスト

刑事/河崎健司(52)

河崎の相棒刑事/清水紘一(38)

from NETCLIX

 

※この小説はフィクションであり、登場人物や地域構成等は実在しません。

 

著者:幻夢熊吉

kumada original story 2023

発行:熊ブ社 ©熊プ社刊

 

同じキャストで話が違う。

こちらとも読み比べてみてね。

 

プレザントイ2号をお読みいただきありがとうございました。
 

※付録付き目次に戻ります。

 

☆投稿日時:2024/01/03/23:29:57

※記事完成日:2023/11/23

 
【季刊 プレザントイ/第2号/20231230】