「なかなかしゃべらない」
「こだわりが強い」
「泣きだすと止まらない」
そんなちょっと気になる子どもも
ママが不安に振り回されずに
楽しく子育てできるようになる
ママのための発達サポーター
言語聴覚士のくまちいです♡
ことばが育ちにくくなる
関わり方3選③
前回までに子どものことばが伸びなくて悩んでいるママが
やりがちな関わり方を2つお伝えしてきました。
もしまだ御覧になっていない方は
ぜひこちらからどうぞ♡↓
そして今回は3つ目。
がんばり屋さんのママほど
ついやってしまいがちなことを
お話しますね^^
ことばがなかなか出てこないと、
「何とか言葉をしゃべってほしい!」
「私ががんばらないとっ!」
そんなふうに思われる
真面目で熱心なママって多いんですよ^^
とくに3歳前後の時期って、
周りの子と比べて不安になったり、
健診などで「様子を見ましょう」と言われて
焦ったりすることもありますよね^^;
そんなとき、ママは一生懸命になります。
「これ何だっけ?」
「バナナだよ。バ・ナ・ナ」
「言えるかな?」
もう毎日がことばのおけいこみたいに
なっちゃうことも…
それがかえって子どもの「しゃべりたい」っていう気持ちを
小さくしてしまうこともあるんです^^;
ちょっと想像してみてください。
旦那さんと駅のホームにいるときに
「あの電車の名前は?」
「あれはE257系500番台しおさいだよ」
「言えるかな?」
見えた電車の名前をいちいち求められたら
なんだか試されている気分になって
ちょっとしんどいですよね^^;
子どもも一緒で
教えられたり聞かれたりを繰り返されると
だんだんプレッシャーになって
話したい気持ちがしぼんでいっちゃうこともあるんです。
ここでちょっと大事なお話をしますね。
「ことば」は何のためにあるのか…
それは
他者とコミュニケーションをとるためです。
これがことばの一番大事な役割になってきます。
ですので、
まずことばを話すためには
コミュニケーションをとりたいと思ってもらうことが
大切になってきます💡
ではどうしたらいいかというと
「教える」より「楽しむ」ことを
意識してみてください♡
表情も身振りも視線も
すべてコミュニケーションです。
子どもが楽しそうにしていたら、
ママも一緒に楽しむことから
始めていってください。
そこにそっとことばを添えていく
くらいで十分です♡
「このリンゴつやつやだ~」
「美味しそうだね♪」
子どもが言わなくても大丈夫!
ママの声はちゃんと届いていますから^^
そして子どもが伝えたいと思ったときに
ふとことばが出てくるものなんです♡
だからママは、
無理に引き出そうとしなくて大丈夫^^
お子さんの“話したい気持ち”が育つのを、
あたたかく見守ってあげてくださいね♡
ことばは、安心の中でちゃんと育っていきますよ♪
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました^^




