まく！まく？　おなじよみで、ちがういみ

　　　市原　淳

えっ！　「たねをまく」と

「マフラーをまく」のまくは違うの？
大人でも難しい同音異義語に気づいたら、

日本語の面白さに夢中になること間違いなし。

本書は、同じ音なのに意味が違う言葉があることを

楽しみながら理解できる同音異義語絵本。

著者は、人気絵本『もいもい』の作家で、

海外でも高く評価されている市原淳。

ポップなイラストと、
「まなつの　あつい　よるに
あつい　ココアを　のみながら
ぶあつい　ほんを　よんで
あつく　かたりあうのさ」
といったリズミカルな文章で、

子どもたちをごきげんにします。

また、同じ音だけれど意味の違う言葉が、

すべてイラストで描かれているので、

見つけて楽しめます。

ぞう、うさぎ、ロボット、おすもうさんなどの

チャーミングな12の主人公が、見開き展開で、

「かける」「あげる」「きる」「とまる」「とる」

「しめる」「まく」「のびる」「ふく」「かえる」

「つく」「あつい」の12の言葉の物語を届けます。

内容は、ハートウォーミングなものから

クスッと笑えるものまで多岐にわたっています。
読んでいるうちに、同音異義語の使い分けも

わかります

言葉遊びにはまり、

語彙力もぐんぐんアップしそうです

見開きごとに掲載されているQRを読み取ると、

朗読動画を視聴することができます。

朗読は、ナレーターの竹房敦司さん。

文字が読めないお子さんなら読み聞かせに、

文字が読めるお子さんには

朗読のお手本になります。

最近の絵本は

すごいですね

親子で、見て・指さして、聞いて・

朗読して楽しめるとっておきの一冊です。

きょうのひとりごと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝は　涼しいのに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう　暑いです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　残暑ですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨樋まで　伸びていて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気になっていた木を

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1時間だけ　切りました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　またまた　木の山

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いいんちゃう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽しみます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木になる　いちじく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気になる　雑木