和田誠 さく
ほるぷ出版
シジミは公園に捨てられていた猫です。
なぜシジミか?小さくて、貝のシジミの殻の模様に似ているから。
お母さんの友達が来て、寝ている僕を見て
「シジミが落ちているみたいね。」
と言ったその時から、そういう名前になりました。
でも、お母さんは、シジミなのに、
フジミと呼ぶようになり、フジオさんとか、
フジサキさんとか、そういうふうにシジミを呼びます。
僕は、朝、お父さんを起します。
ほかの用事といえば「ご飯」「水」「トイレ」
ご飯は、「ポリポリ」と「かんづめ」で
同じ種類のものが続くと飽きます。
トイレは外で。出る時と帰ってきた時に、
戸をかりかりして合図します。寝るのは大好きです。
僕は、ネズミを見たことがない。
や虫は庭にいるけれど、鳥もとらないし、虫もとりません。
犬やザリガニや、時々、不思議な動物が来て、
びっくりすることもあります。家に泥棒が入ってきたこともありました。
僕を拾ってくれた小学生のショウちゃんは、
今では二十歳になり、僕も年をとりました。
でもまぁ、幸せな毎日かな、と思います。
これは、猫の目から見た、
毎日の生活を淡々と書いた絵本です。
ただただ、猫のありふれた、普通の毎日が書かれている。
感動ものでもなく、泣ける話でもなく、
びっくりするような事件もおきない。
でも「まぁ、幸せな毎日」なのです。
和田家にいたねこのシジミのお話です。
奥さんのレミさんのお友達が
名付け親だったとか。
料理家のレミさんと
和田さん 本当に仲良しご夫妻でしたよね。
今日も絵本力に感謝です。
久しぶりに 朝 4時半まで
申告業務してました。
ガス点検も今日 あるので
そのまま ガス代を磨いて
ちょっとだけ 仮眠して
ラジオ体操に。
今日は 動けるけれど
明日が 怖いような気もします。
しらんけど。