作・絵 宮西達也
ポプラ社
日ごろから悪い存在のティラノサウルスや
マシアカサウルス タペヤラ
彼ら悪者たちは いつも つるんでいて
「どんなことがあっても いっしょにいます」
といったのに。
大地震で 岩が崩れて 下に落ちてしまった
ティラノサウルスは大けがを負ってしまいました。
仲間と思っていたのに
助けてはくれませんでした。裏切りでしょうか。
そんな時現れたのは
爪の長い恐竜 ディケルも 嫌われ者でした
でも・・・・ ディケルは
ティラノサウルスの怪我がよくなる
赤い実を塗って 傷を癒し治してくれたのです。
本心では けがが治れば
おまえをくってやると思っていた
ティラノサウルスだったのです。
「おじちゃん ともだちになってくれてありがとう」
とディルケは信じ切って 介抱してくれたのです
相手を無条件に 真じることは
どんなに 尊いことでしょう。
またまた 大地震が来て
ティラノサウルスは崖から落ちてしまいました。
ティラノサウルスは息をしていません。
ディルケは友達を思い 涙するのです。
友情とは どんな時も 相手を信じることですね。
そんなことを思います。
日々 いろいろあります。
こんな時だから 人の感情があらわになり
いや 言い方は きついですが
本性がでます。
普段は 見えないことが 出てきます。
今 私は 思っています。
信じること 相手の立場にそっと
寄り添うことの大切さ。
受け取った優しさ 思いやりに救われ
そうでない言葉や言動に 簡単に
へこむ自分がいます。認めます。
へこんではいられないのです。
できることを やっていきましょう。
今日も絵本力に感謝です。