「 てへか へねかめ 」 おふろでね | くまちゃんのわらって日記。

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人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。

 

    宮川 ひろ 作

  ましま せつこ 絵

  童心社

 

 へてか へねかめ かめかめ かめか

 かめの おのたま 

 おちょりこ ちょりこ

 すっぽんかいの てきてきとんぼ 

 こうとんぼ はりまのべっとう

 ちょうざえもん

 

 

一日の終わり、そうたは家族にその日の

いいことを話しながら夕ご飯を食べます。

そのあと 大好きなじいちゃんとおふろに入ります。

最後は、じいちゃんも、じいちゃんのお母さんも、

みんなこどもの頃おふろで唱えた言葉『へてか へねかめ』

3回唱えたら、体がぽっかぽか! 

 

 

  著者の宮川ひろさんの言葉

 

  この「へてか へねかめ 」 を教えてくれたのは

  近所の村松和子さんでした。もう 30年以上前のことです。

  この意味のわからないことばを独特のリズムで

  楽しそうに唱えてくれたのです。(中略)

  これは、おばあちゃんからおかあさんね、おかあさんから

  村松さんへと、風呂にいれてもらいながら

  わたされてきたものだのというのです。

  おばあちゃんやおかあさんのご出身は

  長野県とのことでした。

  子どもの時に毎日 となえてもらいこんできたことばは

  あしたをいい日にする力をわきたたせてくれるのでは

  ないでしょうか。

  いつかこのことをなんとか形にできないかと

  ずっと願い続けてきて・・・

  このたび思いがけず、絵本にしていただくことに

    なりました。

 

 

     2018秋 宮川ひろ 本作のあとがきより

 

 

    おふろでおじいちゃんと いいですね。

 

   もう この言葉を唱えていくだけで

   子育て 大丈夫 何があっても

   うまくいくって

   思えますよね。

 

    今日も絵本力に感謝です。