ジェシカ・シェパード さく
おびかゆうこ やく
偕成社
ぼくの なまえは、オスカー。
ぼくには、せかいいち すてきな
おばあちゃんが いる。
ぼく、おばあちゃんのことが
だいすきなんだ。
公園で遊んだり、絵本を読んだり、
楽しい時間をいっしょにすごしてきたおばあちゃんが、
このごろ、いろんなことを覚えられなくなってきた。
認知症になったおばあちゃんや、
おばあちゃんが引っこすことになった介護施設のようすを
主人公自身のことばでつづるあたたかい絵本。
この絵本には施設(おばあちゃんのあたらしいおうち)
のことが男の子の眼を通して描かれています。
おばあちゃんの部屋があって、みんなの居間や食堂があって、
スタッフさんがこんなふうにおばあちゃんをみてくれて、
おばあちゃんには
おともだちもいて・・・みんなで
助け合って暮らしているんですね。
そんな様子がふわんとした絵で描かれています。
男の子の目線での施設
男の子の言葉 での気持ちがよくわかります。
なにかできることある?
本当にすてきな言葉ですね。
作者は 施設ではたらいておられたそうです。
私もこのことばを大事にしたいと思います
ずっと 母も父も施設で本当にお世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして 今日は Rくんの保育園の敬老会に・・・・。
はい、 もう 立派なバーバですから。
去年は シャイなR君の側面を見ました。
さあ、今年も楽しみですね。
今日も絵本力に感謝です。