ぺク・ヒナ 作
長谷川義史 訳
ブロンズ新社
大雨の日に、息子ホホが熱を出したということで、
学校から一人で帰されたと電話が入ります。
すぐにも駆けつけたいのですが
仕事中のママは職場を離れるわけにはいきません。
助けをもとめてあちこちに電話するうち、
混線してつながった先は、なぜか天女さま。
「けったいやけど、母さんになったげるしかないな」と、
天女様が天から降りてきてくれることになりました。
その看病の仕方は 天女さんらしく 少し 奇想天外ですが
優しさはいっぱいです。
ママが帰宅したころには その余韻もあって 二人とも
癒されるのです。
前作 『 天女銭湯 』 でこんな手法があるんだとびっくりしました。
韓国の人気作家さんのワールドは すごいです。
手作りの粘土人形や背景も手作りですし、撮影もこだわります。
そのビジュアルも内容も楽しみな笑えるアート絵本でございます。
なにしろ 長谷川さんの訳がいいです。
こんな天女さんに一度は 会ってみたいです。
今週もスタートです。
いきなり 地区会からスタートです。
頑張っていきましょう。