乾 栄理子 作
西村 敏夫 絵
むーちゃんがお風呂でおしりを洗っていると、
うしろで声がしたんです。むーちゃんのおしりでした。
その日から、おしりが話しかけてきます。
楽しくて愉快な毎日がはじまりました
そして ブランコがうまくなかったむーちゃんは
おしりのおかげで 上手になりました。
でも、もう そのあとは おしりは 話しかけてくることは
なくなっていきました。
むーちゃんを そっと 後押ししてくれていたんですね。
ある年齢の子たちは
「 おしり 」 の 言葉だけで
もう キャーキャー おおさわぎしてくれます。
でも、素敵なお話なので 読後感さわやかです。
昨日 教室でお話し会をしましたら、
生徒さんがお友達も誘ってたくさん
来てくれました。
みんな 絵本や紙芝居を楽しんでくれて
至福の時間でした。
みんな 集中してきいてくれて 最後には ささやかな
プレゼントを選んで 「 ありがとうございました。」
と 笑顔で帰っていきました。
ご挨拶もりっぱでした。
こちらこそ ありがとうございました。